セルロイド、ブリキ バッジ [コレクション全般]
駄菓子屋文化の爛熟期に出現した極彩色のセルロイド製バッジ。
1950年代に駄菓子屋は全盛でした。戦後のベビーブーム世代が
購買層とあって次から次へと新製品が出ました。
花は女性向きなので、ここに来ていただいている男性にも
用意いたしました。
アンチモニー合金製(アンチモニーは錫(スズ)とアンチモン)
やわらかいです。
全てブローチになっています。男の子がブローチをつけたとは
思えませんが、絵柄とかで気に入れば何でも良かった。
日本では珍しいと思えるようなフィギュア。
ここからはブリキ製です。
当時の野球選手の写真が貼ってあります。
針がかすかに見えるでしょうか、ブローチです。
ピンバッジのような小型のバッジ。
子供向けには欠かせない消防自動車。
レーシングバイク
このあたりはハズレですね。
他の種類のセルロイドバッジの以前の記事
以前のブリキのバッジの記事
お邪魔します♪
独特の色使いが時代を感じますね^^
ブリキのオモチャに、セルロイド・・・といえばキューピー人形も昔はセルロイドだったのですよね。
by julliez (2006-10-26 22:32)
いっぷくさん、久しぶりの更新ですね。
いつもパソコン開きながら、いっぷくさんの記事を「今度はなんだろう?」と楽しみにしていたので、長いお休みは淋しかったです。どうしたんだろう?と心配もしていました。
ブリキのブローチ、女の子用、私は見たことなかったです。ブリキなのに
パールをはめこんであるのが女の子好みですね。
男の子用のブローチですが、こういうのを、弟は野球帽の横にとめ、ピンバッジをセーターにつけていました。私は母の方針で、いつも装身具なしでしたが。
ちゃんと大きさがわかるように、定規を置いてくださっているんですね。
by TaekoLovesParis (2006-10-26 23:03)
いっぷくさんも久々の更新だったんですね。
スキンも可愛い☆
お花のバッジ可愛いですね。ガーベラみたいなバッジのデザイン好きです。
普段花のデザインのバッジは買おうと思うことは少ないけど、昔のものって
色合いとかデザインとか可愛いですね。
by SACHI (2006-10-26 23:28)
お久しぶりです^^
うわ~♪セルロイド製のお花のバッジの数々にノックアウトされました!
素敵素敵素敵~(≧▽≦)!特に籠盛りのタイプが超好みです^^
…昔のデザインっていいですねぇ…しみじみ♪
by 藤島親方 (2006-10-26 23:54)
お久しぶりです♪ お花も素敵だけど、男性用に
惹かれています。 馬蹄型や野球版がいいな~。
by さーこ (2006-10-27 00:37)
いきなり乙女モードだったのでコメントに困るかとも
思いましたが、男子のことも考えていただいて
ありがとうございます♪写真の入ってるブローチはいいですね
BBは何の略なのかな?ベースボール、ブローチ?
なわけないか(^^;)
by あーろん (2006-10-27 00:40)
セルロイドがいっぱい
すごく昔のケーキを思い出したりしました。
男の子向けのもかわいいですよね。
質感とか思い出すと
ホントに懐かしいですね。
引っ越しとかで無くなっちゃいましが
私も同じ様な物を持っていた記憶があります。
by (2006-10-27 00:49)
あー、また書き忘れを・・・
バナー変わりましたよね。
凄く好きな感じです♪
by (2006-10-27 00:51)
お、おいしそうだなぁと見入ってしまいましたw
このカラー今は殆ど観られませんが、
某大手デパートで小さなアクセサリーでしたが、
それを思い出しました~♪
『0』の数にビックリ。。。手が出せませんでした(涙。
by (2006-10-27 01:36)
julliezさん:
セルロイドは燃えやすいという事で姿を消してしまいましたが、発色といい、魅力的な素材ですね、これらは同時代に作られたものなので、時代を感じメスね。代表的なのはキューピー人形でしたね。
by いっぷく (2006-10-27 06:02)
Taekoさん:
超多忙で、皆さんのブログも読めない状態でした。
記事をアップしてもお返事が書けそうにもなかったもので、
久々となりました。
これらも駄菓子屋系のもので、大きいのは当たりで小さくブリキははずれでした。たいてい、大きな台紙に貼り付けられていて、最下部に小さなクジの紙が付いていてというような形で販売されました。
たいてい彩色などは戦後主婦の内職という形で作業がなされました。
男の子の遊びも野球が盛んでしたから写真やプロマイドも往年の花形選手が多いですね。用途は野球帽につけるというのが多かったのですね。
by いっぷく (2006-10-27 06:05)
サチさん:
もうすこしサチさん、お休みかと思ってました。
スキン、気に入っていただけましたか、本職じゃないので力作です。
古きを訪ねて新しきを知るということを実感します。
玩具に限らず、さまざまな過去のものからいつも刺激を受けています。
現在のものが「新しいから最高」ということでないということをいつも気づかせてくれます。
by いっぷく (2006-10-27 06:15)
藤島親方さん:
久しぶりです。
多分、50年以上経っています。手に入れた30年前には既に古くなっていました。子供達がこんなキッチュなものにひかれていた時代があったという証でもありますね。女性には永遠なものなのかも。
by いっぷく (2006-10-27 06:20)
さーこさん:
お久しぶりです。男の子向けはアンチモニーとブリキ。
アンチモニーは鉛の合金なので今はもう子供向けのものを作ることが出来ません。融点も低く加工しやすかったんです。アメリカの文化が子供の世界に影響しているのがわかりますね
イギリス文化でだったら野球がクリケットになったでしょう。
by いっぷく (2006-10-27 06:27)
あーろんさん:
ベースボールを分解すればBとBという事ですか。中の選手の名前がわかればもっと年代が特定できるでしょうね。小さすぎて判別不能です。
男の子の関心は当時、野球と、相撲。相撲は意外かもしれませんが、子供の会話の中に力士の名前が出てきていた関心事だったんですね。
はるか遠い話です。
by いっぷく (2006-10-27 06:34)
TAROさん:
高級な玩具は買った親が価値を知っていて残るケースも多いのですが、
それでもほとんどは捨てられてしまいます。
しかし、このような駄菓子屋経由のものは持っていた本人さえも捨ててしまうのがほとんどです。思い出してもらえるきっかけになれば幸いです。
子供の頃を漠然と思い出すことはあっても、なかなか具体的に思い出すことが減ってしまうのが必然ですので、子供の頃の記憶をたどるのは大きな出来事とか、物を見ることによって眠っていた記憶がよみがえる事もありますね。
スキンはミッキーに変えてから放置していますが、新鮮に見えたなら絵の魅力もあったのでしょう。うれしいです。
by いっぷく (2006-10-27 06:45)
最初の方の写真は、美味しそうでもあります。和菓子に見えませんか?
by (2006-10-27 06:51)
ymarkさん:
こういう着色ものでは、アンティークで象牙に着色したものがあったりしますが、今は象牙は規制されていますね。
似たものはエボナイトとかでは70~80年前には盛んでした。
高級なお値段なら、また別の素材と加工だったのでしょうね。
小さくて高価なものって魅力的ですが、自分の物にするにはためらいますね。
by いっぷく (2006-10-27 06:53)
kesanさん:
塗装の色のつやが失せて、光を吸い込んだ感じに見えるのが和菓子の色と近いかもしれませんね。
おいしいと感じられるのはこれらのブローチが花を題材にしているにもかかわらず、「和」の雰囲気がにじみ出ているのでしょう。
by いっぷく (2006-10-27 07:00)
すごいコレクションですね。
もーね、パソ前でうっとり・・・です。
ブリキのバッチツボ。
いっぱい並んでるのが、またかわいい〜!!
by knacke (2006-10-27 07:38)
お久しぶりです、お忙しかったのですね。
セルロイドのお花のブローチが、すっごく気に入ってます!
細かな細工が、とても子供向けとは思えません。
いっぱい並んでいるのを見ると、楽しくなってきますね。
by ねこの手 (2006-10-27 08:36)
ほんとに久しぶりです~♪
わたしも楽しみにしていたので、きょう開いたら
きれいなピンク色が並んでいて嬉しくなっちゃいました!
こういうピンク色って昔のおママゴトのグッズの色の記憶が
あるのか、妙に欲しくなる感覚がよみがえってきて不思議。
ダリアのバッジがいいなー。
男の子のブローチってもしかして野球帽につけたりしてたのかな~
by (2006-10-27 09:40)
お元気そうで、一安心。
昨日、こんなピンクオレンジ系のかわいらしいお花をいただいたんです。
タイムリーで、びっくり。
それにしても、よくできた細工ですね。
こういうのは、型に流し込み、ですか?
すごいですね。
花びらの薄さは、どのぐらいなのでしょう?
by (2006-10-27 10:08)
私もウットリしています(*^ .^*)
可愛い~~!!
by (2006-10-27 11:02)
ご無沙汰でした!いっぷくさんのブログがこんなに長く更新されて
いないのは、初めてだったような気がして、
「どこか旅行に行かれたのかな~」とか思っていました(^^)
お花のバッチ。セルロイド制なんですか?!
かわいい!全部ズラーっと並べておくだけで、絵になりそうですね。
その時代の子供達も着ている服に、ちょこっと飾ってあったら、
それだけで、嬉しくなってしまうようなモチーフに感じます。
素敵ですね。
by (2006-10-27 11:22)
再び、お邪魔します!
スキンの件勘違いでしたねー
ごめんなさい!
色が明るくなった気がしたので変わったのかと!
でもやっぱりこのスキン(バナー)大好きです♥
by (2006-10-27 13:37)
たのしー♪
昔・・・駄菓子屋、スキでした。。。
ブローチ、かわいいですね~☆
わたし的には、やっぱりお花が好みかもです~♪
おもちゃの博物館みたいなところに、行ったことありますが、
昔のおもちゃの雰囲気って、ホント、味がありますよね~
by (2006-10-27 16:28)
セルロイドのバッジ色が鮮やかで綺麗ですね。とても繊細で緻密で職人技!!和菓子職人さんの技のうよですね。可愛い、美味しそう~♪
by (2006-10-27 16:39)
きむたこさん:
戦後のまだ復興途中の子供に向けた商品ではあったのですが、
鮮やかなブローチがそんなことを思い起こさせないほど、ゆたかな色彩と夢を子供達に運んでいますね。
by いっぷく (2006-10-27 19:48)
ねこの手さん:
お久しぶりです、すごく長くあけたように感じています。
子供向けだからといって、手を抜いていない繊細さがありますね。
実際に使えたブローチが子供のお小遣いで気楽に買えたのは、
なんだか豊な感じさえします。実際はまだまだ復興途中にあった時代なのに。
by いっぷく (2006-10-27 19:51)
よむねこさん:
楽しみにしていただいて、うれしく思います。
子供に訴える色は時代と共に変化していますが、とても感覚的には優れたものがあったと思います。
製造単価を落して子供にも買える値段で提供するわけですが、その割にはいいものが出来ていたと思います。
男の子のブローチは野球帽につけるというのが自然でしょうね
by いっぷく (2006-10-27 19:52)
maamさん:
花を頂くなんて、うれしい事がありましたね♪
そうですね、製造方法は型にセルロイドを流し込んだのでしょうか。
花びらは薄すぎると割れやすいのでせいぜい1ミリはあります。
今では年月が経っているのでさらに割れやすいので保存には気を使っています。退色してしまうのを防ぐ意味でも光には当てられません。
普通に家において飾っていたらもっと退色してしまった事でしょう。
by いっぷく (2006-10-27 19:54)
シナモンロールさん:
うっとりするほどかわいらしいですか、気に入ってもらえてうれしいです。
これらのブローチ、バッジからも、男の子、女の子という好みの違いがはっきり打ち出されていますね。
by いっぷく (2006-10-27 19:55)
babies breathさん:
そうなんです、旅行のようなものでした。
全部セルロイドですが、女性向の最後の2枚はブリキと細いビニール管で出来ています。とても細いビニール菅で女の子は編みこんで花を作ったり、単純な器をを作ったりしました。
玩具の資料の収集もしていますが、このあたりの資料はほとんどありませんし現物もほとんど目にしません。この機会に多くの人に見てもらいたいです。
by いっぷく (2006-10-27 19:59)
TAROさん:
再登場、ありがとうございます。
このバナーは、時間が経過したら、またまた変化させるつもりです。
by いっぷく (2006-10-27 20:02)
かおりさん:
駄菓子屋さんの思い出をお持ちですね♪
花は大人向け、子供向けというふうに分ける事が難しいと思うのですが、
なんとなく着色などで子供にも喜ばれるように仕上がっていることに感心します。
昔の玩具の魅力はこれからも愛される魅力を放っていると思います。
by いっぷく (2006-10-27 20:02)
まりももさん:
セルロイドが燃えやすいという危険性が無ければもっとたくさんの魅力あるものを作れる可能性を秘めた素材だったと思うのですが。
和菓子職人さんの技もすごいですね、見た目でもおいしいし、食べてもおいしいですしね。
by いっぷく (2006-10-27 20:03)
食いしん坊には、女子のものは和菓子調、男子のものはチョコレートに見えてしまいます(笑)
アルミにつつまれた、そんなチョコレートありましたよね。
by noriko (2006-10-27 23:29)
てんとうむしさん:
子供向けの商品は食欲にも訴えるようになっているのでしょうか、
昔の駄菓子はまだそれほど法整備もなされていない時代だったので、
ものすごく、ドキツイ色のお菓子が店頭に並んでいました。
そんな中でジミにしていたらあまり売れないから目をひくように
そんな色が出回ったのかも知れません。
アルミに包まれたチョコもバラで売られていましたね。男の子も、甘いものが大好きで、絵の具のチューブのような中にチョコが入っているのもありました。
鉛くさいチューブに入っていたような・・・今じゃそんなの禁止でしょうね。
by いっぷく (2006-10-28 06:42)
今でも欲しい♪
いんや、今だからこそ欲しいのかも。
駄菓子屋さんにあったとは思えない繊細さ・・、
ホントにね、うっと~りとしてしまいます。
by キンジー (2006-10-28 13:31)
アンチモニー合金なんて初めて聞きました!
キャッチャーのやつがいいな♪
by ツカ (2006-10-29 00:43)
おひさしぶりです~。保管に気を使っていらっしゃっているとの由、さもあらんと思います。いっぷく様のご努力のおかげで、このような味わい深い色彩と造形を楽しむことができ感謝、感謝です♪
セルロイドの加工について詳しくは存じませんが、ダリア?などの細かい花びらを拝見する限り、手作業で仕上げる部分が多かったのではないかと思います。いろんな意味で再現不可能な技ですね。
by ねこざかな (2006-10-29 02:49)
キンジーさん:
駄菓子屋さんにあったと思えないほどのものと実際に見て思います。
既に破損はしていましたが、このようなブローチ、バッジを貼り付けた台紙というものがあったのです。
そんな台紙に張られたままの状態で保存できたらもっとよかったと思います。
by いっぷく (2006-10-29 06:35)
ツカさん:
アンチモニーは鉛と錫とアンチモンの合金です。
アンチモンの毒性が問題視されて今はあまり使われていませんが東京の下町が地場の産業として成り立っていました。
今でも、徽章、トロフィー、オルゴール、玩具などの産業が残っています。
by いっぷく (2006-10-29 06:45)
ねこざかなさん:
アンチモニーはミニカーなどのモデルにも使用されていました。
ねこざかなさんに読んでもらいたい記事がここにあります。
http://homepage3.nifty.com/nostalgic/antimonial.html
駄菓子屋さんに商品を提供する産業が細ってしまったために、それを支えていた家内製手工業の衰退があったわけで、安い工賃で仕事を受けていた構造が破壊されてしまうともう2度とその復活は難しくなりますね。
次の時代は日本国内では無理になってアジアの更なる安い工賃を求めていくわけですね。
by いっぷく (2006-10-29 06:55)
おおっ!ノスタルPC様のHPですね。黎明期の国産アンチモニーミニカーに関する深い知識と洞察、さすがですね~。アンチモニーはダイキャストに比べ生産に手間がかかるというお話ですが、それもあってか、海外、特にアジアではあまり見かけない気がします。工賃は安いはずだけど、品質管理が大変なのかな?
by ねこざかな (2006-10-30 04:05)
この色使いがたまらないく
好きです!
アンチモニー合金ってはじめて聞きました。
by TOMO (2006-10-30 16:31)
ねこざかなさん:
アンチモニーはメッキでもかけてあれば硬くなり毒性も消えると思うのですが
そのままの生地だと鉛なども含まれているため子供が口に入れてもよくないし、工賃安くて魅力的だけど薄いものなどは壊れやすく柔らかですね。
by いっぷく (2006-11-02 19:37)
TOMOさん:
そうですねこの頃のセルロイドの着色もなかなか今では見かけない色使いですね、そこに魅力はあります。
アンチモニーはあまりなじみの無いものになってしまいましたね、プラスチックの台頭で激減したでしょうから。
by いっぷく (2006-11-02 19:40)
これは目を見張るような色合いのバッチですね~。
そして、なんとも可愛らしい!
バッチと言えば、最近は全く見かけなくなりましたが、
こういうのがあれば、集めてみたいと思いますね~。
by 僕もくま私もくま (2008-06-30 08:52)
僕もくま私もくま さん:
戦後のアメリカからのポップな感覚が子供世界にも
影響を与えているんですね。
小さな世界に世相を見ることができますね。
by いっぷく (2008-06-30 10:18)