トゥールーズ [旅行♪]
イギリスの空の玄関と言えばロンドン・ヒースロー空港。
他にも国際空港はロンドン・ガトウィツク空港 (London Gatwick Airport)があり
年間3100万人もが利用するヒースー空港に次いでの空港です。
国際線チャーター便は基本的にヒースローは利用できないのでガトウィツク空港を使うことになります。
他にもロンドン・ルートン空港、スタンステッド空港があります。
ガトウィック空港へは専用の特急電車がロンドンヴィクトリア駅より出ているので30分程で
行け、空港駅から直接通路で連絡されているので便利。
そしてからガトウィック空港からフランスのトゥールーズ・ブラニャック空港へと降り立ちました。
トゥルーズというと航空宇宙産業の都市ということでも知られています。
航空機の「エアバス」の本拠地です。
エアバス380 は世界初の総2階建てで、ジャンボ機を抜いて世界最大の旅客機になりました。
トゥールーズ駅はTGV大西洋線の起点で、ボルドーを経由してパリと5時間で結ばれています。
やはり初めての場所に来ると、この先どんなことが起こるかわくわくします。
駅のそばでバスを降り立ったので街の中心まで歩くことにしましたが、
運よく地元有名人らしき像のあった場所から汽車型観光連結自動車が出ていたので、
まずは街を知るために、ぐるっと市内を周ることに。
12世紀建立のロマネスク教会サン・セルナン聖堂(鐘楼は67m)
天井が高いです。ステンドガラスも細長。
ここは巡礼地で過去にはにぎわったそうです。
トゥールーズはサーモン・ピンクのレンガ造りの建物が多くバラ色の町と呼ばれている。
インドのジャイプールではやはりピンク色の砂岩を多用しているためピンク・シティと呼ばれてました。
どちらもバラ、ピンクと言われてますが、それほどでもなく実際にはもっと落ち着いた色でした。
写真は市庁舎
街中にあるジャコバン修道院には美しい回廊がありました。
よく手入れをされていて居心地が良くて、しばらくここにいました。
この町は学生が目立つと思ったらトゥールーズ大学を中心に
学問・研究都市で7万人もいるそうです。(フランス政府観光局調べ)
世界遺産に指定されているミディ運河を体験できるということで船に乗り込みました。
運河はガロンヌ川と水門で仕切られている形でつながっています。
ガロンヌ川はボルドーでジロンヌ川と合流して大西洋へと流れます。
鉄道の時代が来るまでは輸送は川や運河が物流の主役でした。
ミディ運河(Canal du Midi)は全長240km、支流部分も含めた総延長では360kmに及ぶそうで
この運河のおかげで大量輸送ができ、周辺のワイン生産も飛躍的に拡大されていったということです。
イギリスの運河の船は運河の川幅が狭いので幅のせまい船が利用されます。
フランスの方が幅は広いので大量輸送には向いています。
宿泊はネット予約で済ませたら、あまり情緒もないビジネスホテル風でした。
-----------------------------------------------------------------------
-----------------------------------------------------------------------
汽車型連結観光自動車とは?
世界の観光地でよく運行されています。
力持ちでゆっくり走ります。細い道もカーブさえ急でなければ入れるので
すぐれもの。
自分で撮った写真が見つかりました。
La Spezia(イタリアのチンクエッテーレ観光の起点の町)の写真
ジャコバン修道院の回廊とっても落ち着いていて良い感じですね、
ミディ運河、ゆったりと船で良い景色ですね。
by myumyu (2009-04-20 20:36)
こんばんは^^
教会の天井……モザイクの梁?が蜘蛛の足みたいですねw
ステンドグラスには、とても興味があります。
過去世、私は修道院に居たのかな?笑
水系を見るとホッとします^^
あと、汽車型観光連結自動車が気になりました。
写真はありますか?
by ksmc (2009-04-21 00:31)
バラ色の町って、すてきな呼び名ですね。
トゥールーズというと、サッカーやラグビーのワールドカップを思い出します。
スタジアムはご覧になりましたか?
by チヨロギ (2009-04-21 01:01)
落ち着いた雰囲気の街ですね。もう25歳若かったら留学したい街です。
by Krause (2009-04-21 04:02)
myumyuさん:
回廊のつくりが周囲を建物で囲まれ外の騒音が軽減されていますので
静かな空間がつくられていますね。
実生活では船に乗ることなんてないので旅に出て船に乗るって好きですね。
ksmcさん:
ロマネスク様式では世界最大級ということでしたよ。
天井の梁はたくさん梁を見てきた私にとっても珍しいものでした。
修道院は人里離れた所に建設される場合が多いのでその当時は
ここはそういう場所だったかもしれません、今は街の中にありますが。
汽車型自動車の写真を追加しました。トゥールーズのものではないので
後日削除しちゃいますが。
チョロギさん:
>バラ色の町って、すてきな呼び名ですね。
ほんと呼び名ですね!
ほとんど街の中心に見所が集中していて歩いて回ったので
残念ながらスタジアムは見ませんでした。
krauseさん:
留学体験は自国以外の国の文化を知る上でも、とても有意義ですね。
by いっぷく (2009-04-21 06:22)
知らない街をてくてくしたいです(^_^)
こんな素敵な街ならいくらでもてくてくできそうです。
by ぽんこ (2009-04-21 07:38)
綺麗な風景ですね♪
植え込み(芝生?)が四角く区切られて
いるのが綺麗ですっっ♪
白い汽車にのってみたいです〜
by oko (2009-04-21 07:42)
修道院で見る回廊と中庭に目がいってしまいます。
いろいろのことを考えてしまいます。
by 斗夢 (2009-04-21 08:19)
修道院で聴こえてきたピアノは、とても心地よかったのでしょうね~。
煉瓦と芝生の色も、目に優しくて。
うっとり… (←想像中。)
by うに (2009-04-21 11:41)
植え込みの感じが、ホント綺麗にされていて
見事ですね☆
by お茶屋 (2009-04-21 11:51)
いっぷくさまのブログでよく拝見する英国の街とは、建物の色も、空の色も、まるで違うのに、あらためて驚きました。欧州にお住まいの方には当然のことなのでしょうが、石造りの街といっても、いろいろあるものですね・・・。
by ねこざかな (2009-04-21 14:54)
留学生のピアノ~心がこもっていたのでしょうね。私は熱心に聴いてくださる方がおられればその聴衆が1人でも大切に演奏します。
by かあか (2009-04-21 16:11)
大聖堂、回廊の外壁屋根の色が、他のフランスの物とはちょっと違っていたり。ヨーロッパはレンガの産地によって特色が出ますねえ。
聖堂、教会ではよく演奏をやってるので、在英時には私もよく聞いていました。
by taka_england (2009-04-21 17:23)
トゥールーズの町はボルドーからカルカソンヌに向かう時に遠めに町を眺めただけです^^;
修道院の回廊美しいですね~
ミディ運河の体験してみたいです。
汽車型連結自動車、ニースやアヴィニョンで乗ったことがあります。
by miffy (2009-04-21 20:39)
木造建築とはまた違う美しさというか
古代からの伝統を感じました。
by サプライ (2009-04-21 21:20)
トゥールーズ、こういう所なんですね。整然ときれいですね。
フランスでは有名な場所なようで、フランス語の教科書や教材によく
出てくる地名でした。
by TaekoLovesParis (2009-04-21 21:29)
今晩は^^ 追加の写真有難うございました。
可愛いので、画像を戴いて帰りますね。
また、私の過去記事にまで沢山のniceを戴き恐縮です。
by ksmc (2009-04-21 23:35)
トゥールーズですか。
ドーバー海峡を渡ると、こうも違うか
と言うほど、街並みが変わりますね。
by 八犬伝 (2009-04-21 23:41)
トゥールーズの建物の色はステキですね。
絵になるなぁ。
南フランスはいつか行ってみたいところのひとつです。
by olive (2009-04-21 23:43)
ご心配 おかけしました。
ありがとう ございます。
順調です。
これからも よろしく お願いします。^^
by iruka (2009-04-22 00:52)
トゥールーズは、行けない私のために友人がビデオを撮ってきてくれました。とてもすてきなところですね。
ピアニストとの交流なんて、すてきな思い出ができましたね。
by sig (2009-04-22 01:04)
角が丸い建物って、ふんわりした感じでいいですね。
有名人は、社会主義者、政治家のジャン・ジョレスさんですか・・・って、
今調べたばかりですけど。
トゥールーズ大学の哲学教授、医学部設立に尽力・・・。
いっぷくさんの記事で、知るきっかけをいただきました♪
by Inatimy (2009-04-22 06:22)
初めての駅に降り立つ時は、やはりワクワクしますよねぇ。
私鉄の場合はまず、時刻表やPR誌など、
無料配布しているものを必ず蒐集します(笑)
石畳の広場も素敵ですが、修道院の回廊は本当に美しいですねぇ。
手入れもとても行き届いていて、ひとの暖かさを感じます。
by 1275GT (2009-04-22 12:47)
ヨーロッパの鉄道駅って石造りでどっしりしていて素敵ですよね。
修道院の回廊も美しいですね。
by fogliolina (2009-04-22 13:34)
うにちゃんもコメに書いてるけど、サチも同じ事思いましたよ^^
いっぷくさんを想像?してました~(^^)
いいですね・・ピアノの音色を聴きながら・・・
このところ、ゆったりした気持ちになれてないので、
何か、こういうものを求めてしまいます。
by サチ (2009-04-22 19:25)
トゥールーズって私もエアバスや宇宙産業のイメージでしたが、大学の街なんですね。ガロンヌ川の運河とワイン産地の関係は勉強になりました。
by hideyuki2007y (2009-04-22 23:47)
重厚な建物が多く、しっとりとした町並みですね。
運河の水門、面白いですよね。
イギリスのは幅が狭いので、あっという間に水量が変わりますが
広いとそれだけ時間が掛かるのでしょうか。
by michie (2009-04-23 00:38)
初対面の方の写真、メールで送られたという記事を読んで
便利な時代だなぁと感心しました。
昔だったら現像してお手紙で送っていたし(すごい昔?^^;)
by yasumi (2009-04-23 00:42)
ぽんこさん:
知らない街を歩くのはとても興味があります。
街の歴史が詰まっていますからね、同じ街は2つとないです。
okoさん:
南フランスの修道院の中庭はみな同じような様式でした。
歩くにはちょっと大きな街をまず知るには街案内の乗り物は
便利ですね。
斗夢さん:
回廊はこれからの季節の夏にもひんやりとして過ごしやすい
オアシスとなるんでしょうね。
うにさん:
こんな素敵回廊の雰囲気の中でピアノの音が聴けるなんて、
このときは練習で弾いていたのですがほっと一息つけました。
お茶屋さん:
手入れされている庭っていいものですね。
ねこざかなさん:
石造りの街は壊れにくい建造物だけに数百年以上たった建築物が数多く残されていて
それぞれの時代のを反映した様式があり、その土地の歴史を知る手がかりが
たくさん残されていて興味は尽きないです。
ロンドンは町が1666年に焼き尽くされたということで、
また他の都市とも景観が大きく違うからなおさらですね。
かあかさん:
家にピアノがあるのでなおさら異国の地でなじみ深く聞こえました。
とても癒されましたよ。
taka_england さん:
レンガは「レンガ色」と一つで語れないほど様々な色があるのを知りました。
イギリスにあるはちみつ色のレンガといわれる黄色みがかった色とバラ色のレンガとされる
こことは大きく違いますね。
教会での演奏シーンに出くわしたりすると、時間があれば聞きたいですね。
miffyさん:
遠目に眺められた町なんですね。
汽車の車はニースで私も乗りました。プラハでも乗ったかな。
とても町を知るにはいいですよね、足の負担も楽になるから大好きです。
サプライさん:
木造建築も素晴らしいものがありますが長持ちするということで見れば
石やレンガにはかないませんね。古きものがいつまでも残るということは
伝統を残すということにつながりますね。
Taekoさん:
フランスでは6番目に大きな都市だそうですよ。
大きな都市には大きな川がそばにあるっていうのが
共通のようですね、パリといえばセーヌ川。
トゥールーズといえばガロンヌ川ということのようです。
ksmcさん:
再訪ありがとうございました。
八犬伝さん:
>ドーバー海峡を渡ると
陽の光も変わりますね、ゴッホが南フランスを目指した
ということも理解できるようです。
oliveさん:
南フランスは見どころいっぱいの地ですね。
暖かくて明るいっていうこともさらにいいです。
絵の題材に写真をいっぱい撮りたくなりますよ♪
irukaさん:
順調にいってよかったですね。
またブログ再開ですね。
by いっぷく (2009-04-23 08:40)
そしてトゥールーズも懐かしい!
カヌレがお目当てだった記憶が。
ボルドーとトゥールーズの名物ですね。
by mistletoe (2009-04-23 16:31)
mistoletoeさん:
ボルドーでカルネを初めて知りましたがここでは食べずじまいでした。
お菓子には疎かったです。
by いっぷく (2009-04-23 19:53)
>ガロンヌ川はボルドーでジロンヌ川と合流して大西洋へと流れます。
ワインスクールで何度も何度もそのあたりの地図を書かされたので、現地はこうなっているんだと感激しました♪
by てんとうむし (2009-04-23 21:14)
レンガは年代、産地、様式で変わるので、奥が深いって話ですね。
英でも場所ごとに変わって面白いですよ。
by taka_england (2009-04-23 22:53)
最先端の技術と、巡礼と言う、新旧文化の混ざった都市なのですね。
それにしても、中庭の美しいこと!こんなところに坐って、気の置けない友人とゆっくりと語りあうことができれば、さぞかし気分がいいことでしょう!そして運河に沿って散歩する。
by アヨアン・イゴカー (2009-04-24 02:11)
てんとうむしさん:
このあたりになると川幅もかなり広くなりますね。
ボルドーのジロンヌ川もやはり川幅が広かったです。
川の水はもう砂が混ざったような濁りを見せています。
てんとうむしさんが特にお好きな地域ですね。
taka_englandさん:
煉瓦の話ですが、それに硬さも異なるんですよ。
現在のレンガよりは硬いんです。
アヨアン・イゴカーさん:
やはり過去に美しかったというだけでなく現在も手入れをされてそのまま、
美しく保たれているということが伝統を引き継いでいるということなのでしょうね。
by いっぷく (2009-04-24 06:23)
聖堂の天井が個性的なのですね。
この印象・・・ わすれないです。 現実で見てみたいな~。
汽車型連結観光自動車・・・観光地でこういう乗り物にのってみたい!って
世界共通なのかな~って 楽しく拝見させていただきました♪
by rira (2009-04-24 09:57)
riraさん:
聖堂の天井を何枚も撮ったんですがみんなボケちゃいました。
それでもなんとか1枚を載せましたが、難しかった。
汽車型自動車で古い中世のような旧市街を周るのは
まるでテーマパークに行ったようですよ、楽しいです。
by いっぷく (2009-04-25 09:08)