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キューガーデンの大温室 [ロンドン 観光スポット]

キューガーデンの温室は植物の保存観察という意味でも欠かせない必需品。
建物も工夫されていて鉄骨にガラスの組み合わせではあるが19世紀の
鉄骨建築物ということでも興味深い。

重いガラスを支えて鉄骨をなるべく細くして太陽光を取り入れなくてはならない。

Kew glasshouse_306.JPG

錆の出やすい鉄という素材を使いながら錆させないように
白い塗装で常に美しい姿を見せてくれている。

湿度の高い温室のこと、錆びたら鉄は急速に強度を失い大事故につながりますから
錆びに対する点検は厳格に行われ続けているのでしょう。

Kew glasshouse_307.JPG

亜熱帯、熱帯地域の大型植物を適温で育てていて珍しい植物が多い。

Kew glasshouse_316.JPG

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美しいら鉄骨のらせん階段で上り下りします。こういうスタイルの鉄製階段は
当時の家屋にも取り入れられていて丈夫なため今でも残っている建築が多い。

Kew glasshouse_318.JPG

現在、この店舗でもそのまま残してピンクに塗られて使われていますが
オリジナルで設置されているものを塗っています。

雰囲気に応じてペイントを落としてまた塗り替えもききますからこうして
大胆な色にしています。

階段_321.JPG

この店もそうですね、白く塗られていてこれで2階へと通じています。
狭いスペースしかとらなくて、それでいておしゃれ。

家を解体してもこの階段は価値があるので捨てません。買い手は今でもあるから。

階段_322.JPG

こちらの温室のほうがキューガーデンの顔になっている大温室。

ガラスが貴重な時代(1848年)によくこれだけの温室を作ったものです。

Kew glasshouse_314.JPG

 


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