キューガーデンの大温室 [ロンドン 観光スポット]
キューガーデンの温室は植物の保存観察という意味でも欠かせない必需品。
建物も工夫されていて鉄骨にガラスの組み合わせではあるが19世紀の
鉄骨建築物ということでも興味深い。
重いガラスを支えて鉄骨をなるべく細くして太陽光を取り入れなくてはならない。
錆の出やすい鉄という素材を使いながら錆させないように
白い塗装で常に美しい姿を見せてくれている。
湿度の高い温室のこと、錆びたら鉄は急速に強度を失い大事故につながりますから
錆びに対する点検は厳格に行われ続けているのでしょう。
亜熱帯、熱帯地域の大型植物を適温で育てていて珍しい植物が多い。
美しいら鉄骨のらせん階段で上り下りします。こういうスタイルの鉄製階段は
当時の家屋にも取り入れられていて丈夫なため今でも残っている建築が多い。
現在、この店舗でもそのまま残してピンクに塗られて使われていますが
オリジナルで設置されているものを塗っています。
雰囲気に応じてペイントを落としてまた塗り替えもききますからこうして
大胆な色にしています。
この店もそうですね、白く塗られていてこれで2階へと通じています。
狭いスペースしかとらなくて、それでいておしゃれ。
家を解体してもこの階段は価値があるので捨てません。買い手は今でもあるから。
こちらの温室のほうがキューガーデンの顔になっている大温室。
ガラスが貴重な時代(1848年)によくこれだけの温室を作ったものです。
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