リリー・ラングトリィ ー [アート関連]
リリー・ラングトリィ Lillie Langtry (1854~1929)
リリー・ラングトリィはイギリスのジャージー島出身の女優。
その美貌ゆえに数々の逸話が残されている。
ニックネームはジョン・エヴァレット・ミレイが肖像を描いたことで
その絵の名前から「ジャージー・リリー」と呼ばれます
彼女が住んだ家(1892~1897)がロンドンのナイツブリッジにある。
(21Pont Street/75 Sloane Street,Knights bridge,London Sw1X 95G)
上の建物の写真の左上の青い円形部分の拡大。
ブルー・プラークに名前が書かれています。
1874年アイルランド出身の大地主エドワード・ラングトリィと結婚
イギリスのヴィクトリア女王とアルバート公の長男として1842年に生まれた
アルバート・エドワードに半ば公然の愛人として3年間過ごしたこともある。
エドワードは王太子の期間が永かったせいもあり数多くの女性と浮名を流している。
エドワード7世(バーティーと呼ばれた)は国王としての在位期間が短く
1900~1909年のことを「エドワード時代」と呼びます。
リリーの住んだ家は現在カドガンホテルの
Langtry レストランになっている。
建物は保存建築に指定されている。
リーリーはまたワッツなど何人もの画家のモデルになってます。
ポインターによるリリーの肖像。
(Edward John Poynter 画)
ジョン・エヴァレット・ミレイによって描かれた肖像画。
(John Everett Millais 画)
ラファエロ派前派風美人です。
画家ミレイは「オフィーリア」の絵で広く知られていますね。
(この絵のモデルはエリザベス・シダル、後のロセッティ夫人。テート美術館蔵)
ミレイといえばサウスケンジントンに住んでいたことを
散歩の途中に撮った写真の中から発見。
ここの建物にはこんなにアーティストが住んだ
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