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ロンドン自然史博物館 [ミュージアム関連]

 ロンドン自然史博物館は世界でも有数の収蔵標本を誇る自然史系博物館です。
建築は1873年に始まり1880年に完成しました。1881年に開館。
もともとは大英博物館の自然科学分野の一部門を独立させました。

博物館が集中するサウス・ケンジントン地区にあります。
ロンドンにあるロマネスク様式の代表的な建築物です。

 ※ロマネスク様式とは11世紀以降ヨーロッパで発したもので、
 ローマ時代によく使われた半円形アーチを開口部にするのが特徴。
 このアーチ状の入口はヨーロッパの教会建築によく見られます。

自然史ミュージアム_1839.JPG
Natural History Museum

ロンドンのヒースロー空港からロンドン中心部に入る場合、
鉄道を利用しないで車で入る場合には40分ほど走って
主要道路のクロムウェル・ロードに入ると、威風堂々たる建築物が
行く手の左側に現れるでしょう。
その先にはヴィクトリア&アルバート・ミュージアムが隣接してあります。

自然史ミュージアム_1838.JPG

アーチ状の入口の装飾には目を見張るものがあります。
教会建築などでは過去の聖人の彫刻などが見られる位置に
この博物館の特徴を存分に特徴づける動植物の彫刻がほどこされています。

下は入口の右側柱部分の写真。

自然史ミュージアム_1844.JPG

上の写真の向かって左側の彫刻部分を拡大してみます。
人の姿に獣の頭、これは想像上の動物ですね、

DSCN0704.JPG

大英博物館からの所蔵品を移動するのに3年も要したといいます。


自然史ミュージアム_1842.JPG

上の写真の右上を拡大するともっとよく見えますね。

DSCN0695.JPG


自然史ミュージアム_1841.JPG

自然史ミュージアム_1840.JPG

ロマネスク様式の中央ホールでは中央にデプロドクスの
全身骨格(レプリカ)が展示されています。

現在生存している動植物装飾をを左翼の建物に
絶滅してしまった動植物装飾を右翼に見ることができます。

自然史ミュージアム_1848.JPG

建物内部の柱や壁にも動植物の彫刻がいっぱい。

自然史ミュージアム_1846.JPG

展示物に目が行ってしまうのでなかなか建物の細部の彫刻などに
目がいきませんがこのこだわりを見ると
国家の威信をかけたような意気込みが感じられます。

自然史ミュージアム_1845.JPG

一日で見きれないほどの展示物があるので興味あるところに
直行して見学をして、あとは前庭などを散歩して外観を
見て歩くのもいいと思います。

自然史ミュージアム_1847.JPG

地下鉄を利用する場合はサウス・ケンジントン駅から地下通路
でつながっています。

Land Art

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  • 出版社/メーカー: Taschen Deutschland Gmbh+
  • 発売日: 2007/09
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