荷揚げクレーン [ロンドンの街]
イギリスにおいて物流の歴史的な経緯でいうと船による輸送が盛んだった
時代から陸路での輸送に移り変わっていったわけですが、
その遺物ともいえるクレーンが随所に見られます。
運河を使用して国内各地から輸送されてくるのと同時に
世界各地から送られてくる物の保管場所としての倉庫街
がテムズ川両岸にあって今では使われなくなってしまった
倉庫が住宅へと改築されて外観はそのままに残されています。
1990年代にはドッグランドの再開発をして住宅地や商業地にと変貌を遂げたという
ポスターが駅などでよく見られました。
その結果さびれた倉庫街が多くの人の住む場所になっていきました。
こんな船でアジアから紅茶や香辛料なども運び込まれたことでしょう。
テムズ川の川沿いを歩くと引っ越し時にくらいしか使わない
クレーンをたくさん見ることができます。
どれも錆止めがされてきれいな状態にしてあるので
必要となれば今でも稼働なんでしょう。
よく見るとさまざまな形があります。
今回記事の写真ははロンドンのWapping High Street 近辺です。
Baroque: Architecture, Sculpture, Painting
- 作者:
- 出版社/メーカー: Langenscheidt Pub Inc
- 発売日: 2008/02
- メディア: ペーパーバック
The Pop Art Tradition: Responding To Mass-Culture (Temporis Collection)
- 作者: Eric Shanes
- 出版社/メーカー: Parkstone Pr
- 発売日: 2006/12/30
- メディア: ハードカバー
Pop Life: Art in a Material World
- 作者:
- 出版社/メーカー: Tate
- 発売日: 2010/05/01
- メディア: ハードカバー
Facebook コメント