ギルフォード・ミュージアム [不思議の国のアリス]
ギルフォードの旅行案内所の人に聞いたら
ルイス・キャロルの家にあった遺品が町のミュージアムに
展示されているということで、寄ってみました。
ひっそりとした通りに小さなミュージアムの看板。
地図を持っていないと見過ごしそうなところです。
地方の公営ミュージアムは、たいてい無料で利用できます。
そして、いいことに空いています。その地の歴史や
自然環境など手っ取り早く知ることができて初めて訪れた人にとっては助かります。
「不思議の国のアリス」などジョン・テニエルが描いた
挿絵を無名のタイル職人さんがタイルに残しています。
ルイス・キャロル家が保有していた物が
ガラスケースに入れられています。
どこの家にもあったようなキャンドル・ホルダーですが
彼が愛用したとなると特別に感じてしまいます。
家の地下のキッチンの棚に2個吊るされていたうちの
一つと説明にありました。
身につけていた帽子とか日用品も。
聖書に出てくるシーンの絵合わせのゲーム。
彼の曽祖父は主教だったことからもして、
宗教的な物をいろいろ持っていたのだろう。
彼が撮った写真の多くは破棄されたり捨てられてしまって
残っていませんが、現存する写真の半数以上は
少女を撮ったもの。
それほど充実した資料がそろっているわけでは
ありませんが、その当時の様子がこうしたものからも
伝わってきます。
19世紀の村の学校の様子。
郷土のミュージアムですから他の展示もいろいろあります。
クロスステッチをもっとご覧になりたい人はV&Aミュージアムの展示は
以前の私の記事でここから見れます
町に住むコレクターからの寄贈品のミニチュア・カーなど、
質の高い貴重なコレクションです。
この町を訪れるのは初めてではないのですが、
その時にはルイス・キャロルのことは気がつかずに
フット・パスを歩くウォーキングを楽しみました。
歩く目的で来ても楽しめる町です。
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