ぶどう畑 [英国内での好きな風景]
イギリスでのワイン生産は地球温暖化によって今後ますます注目されるとか、
いつかニュースで流れたので知っていたが、いきなりイギリスで最大のワイナリーに
迷い込むとはまさにラビリンス。
フランスのボルドーに行った時(過去記事です)を連想させました。
目的が歩くことだったのと情報収集も不備だったのでフットパスのコースが
この広大なブドウ畑を横切るのは事前に知りませんでした。
ここはロンドン南西の郊外のサリー州。
北海道より北にあるこの地でワイン造りとは。
ブドウの木にはもうしっかりと果実が育っている。
ここに来る人たちはほとんどがワイナリーの建物のある道路から車やバスで乗り付けて
ワインの試飲をしたりワイナリーの見学をツアーが目的で、畑を歩いている人はいない。
ん?・・・あれはなに?車に客車が引かれてたくさんの人が乗っている。
なんと、ぶどう畑やワイナリーの施設をめぐるツアーの人達を乗せているのでした。
ならば、ちょっと寄り道して見ていこう。DENBIES WINE ESTATE
この建物内にギフト・ショップ、レストラン、セラーなどがあります。
ここでゆっくりしてしまうと歩けなくなってしまうのでざっと見学してあとにする。
そろそろ畑を抜ける頃、遠くに見える電車がなんだか毒蛇のような色合いに
見えてちょっと派手すぎない?なんて。
そうはいっても電車が通ればカメラを向けてしまう。やはり好きなんです。
丘に上がってワイナリーを俯瞰すると風景にしっくり溶け込んだ素敵な建物だった。
遠くに見えるは羊毛によって財をなした富豪が建てたCHERKLEY COURT(1866-70建築)。
庭園の美しいことが知られていて歴史上の著名人も多く出入りしていた場所で、
この辺りの観光名所だったが現在は売りに出されて見学不能になってしまった。地元の人も残念がっている。
ナショナルトラストの管理下になれば見学もできる日も近いかもしれない。
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イギリス人は美味しいもの大好きで、ワインも大好きだそうですが、
イギリス国内でワイン栽培とは、初めて知りました。
味わいはどうなんでしょう。
お隣のフランスは美味しいワインの生産地、そことの勝負は厳しいかも知れませんねえ。
しかしながら、素晴らしい環境ですね。
by ナツパパ (2011-07-12 18:32)
かわいぃ電車♡
ぶどう畑を通過する光景が素敵デス^^
by うに (2011-07-13 06:50)
いい景色ですね。
そういえば、イギリスのワインってあまり聞きませんね。
ぶどうが実る頃は、また違った景色になるんでしょうね。
by YAP (2011-07-13 08:01)
すばらしいブドウ畑とシャトーですね。確かに電車の色は警官に持っとけこむほうがいいように思いますが、それは日本人の感性かもしれませんね。下の2枚の写真のような原っぱでキツネ狩りをしたくなりました。あ、その前に乗馬訓練か。笑
by sig (2011-07-13 13:15)
収穫時期、どんなふうに実ができてるか楽しみですね。
オランダでもワイン作りのための葡萄畑があって(しかもアムステルダムより北)、
温暖化の影響に驚きました。
by Inatimy (2011-07-13 18:49)
絵になる素敵な風景ですね。
せめて一度位行ってみたいものです。
by がり (2011-07-13 19:22)
イギリスでのワインづくりがこれから注目!という記事をいろいろなところで目にしていましたが、サリー州にワイナリーがあったとは。
リンクのHPを拝見してみましたが、フランスの品種とドイツ品種をブレンドしたワインをつくっているようで、どんな味なんだろう・・・と、とても興味をそそられましたが、日本には入ってきていないようで残念です。
by てんとうむし (2011-07-13 22:15)
あの美瑛の丘に良く似て、北海道を思い出す風景ですね。
今年は、あまりにも悲惨なことがあったので、
北の方へは行きませんでした。
こんなに広いブドウ畑は始めてみますが、
収穫時はさぞみごとなことなんでしょうね。
景色になじまない派手な列車は、どこにもありますね(笑)
by 1275GT (2011-07-13 23:24)
ぶどう畑のすぐそばを電車が走る写真、すてきです!
特に2枚目、ねらったように撮れてますね。
カレンダーの写真に使えそうです。
by TaekoLovesParis (2011-07-13 23:32)
ナツパパさん:
イギリス国内産のワインは評判は良いようです。
これからもっとブドウ畑が拡大していく傾向になると思います。
気候的にも問題はないし、むしろ近年の気候はメキシコ暖流によって冬でも
凍結がほとんどない時代ですからね。
by いっぷく (2011-07-20 10:57)
うにさん:
かわいい電車でしょ、これ以外にも走ってはいるんですが、
独特のカラーリングですね。機関車トーマス君の国ですから。
by いっぷく (2011-07-20 10:59)
YAPさん:
もうすでに結構大きな実をつけていました。
赤と白と両方のワインを生産しているそうです。
フランスの葡萄畑となんら変わる所がないようでした。
by いっぷく (2011-07-20 11:01)
sigさん:
キツネはこのあたりにもいますしロンドンにもたくさんいます。
都会の中のゴミあさりで住民が困ることもあります。
でもやはり緑の中で見る動物の方がぴったりきますね。
このあたりで馬に乗っている人もときどき見かけます。
by いっぷく (2011-07-20 11:06)
Inatimyさん:
温暖化でむしろ今までのワインの産地の方が不都合なことがおきるのではないでしょうか、
ここ十数年の気候でもワインづくりに不向きな気候と感じることはありません。
フランスのワイナリーからもこのあたりの投資をしていると聞きます。
by いっぷく (2011-07-20 11:09)
がりさん:
こういう風景はイギリスでは特別ではありません。
観光で知られている田園地方も美しい似たような景色が楽しめます。
都会を離れてこういう風景を是非楽しんでください。
by いっぷく (2011-07-20 11:12)
てんとうむしさん:
ワイナリーをボルドーと比べても違いがわからないほど同じでした。
もっともワイン生産を同じ方式でしているなら違いはないのかな。
ここでは赤と白と作っているようです。これからはこの地方の生産はまだまだ土地もあり拡大していく勢いなので日本でも飲めると思いますよ。
by いっぷく (2011-07-20 11:19)
1275GTさん:
北海道を空から見て思ったのですがイギリスの緑多いところが
よく似ていました。
収穫時の風景も見てみたいですね。
列車は外観ではわからない違いが結構面白いです。
このあたりの路線で古いタイプは各座席からすべてに外に出られるドアが付いていて
手動のドアのタイプがあったのがこの頃見なくなりましたが
それは危険な感じがするけど好きだったです。
by いっぷく (2011-07-20 11:26)
Taekoさん:
すごい長い列車なのに意外に空席が多くて乗っていないんです。
列車は日本より割高なのもしかたないかもしれません。
列車にカメラを向けるなんてブログをしなければなかったのに
いつの間にかどこに行っても近くを列車が通ると撮るようになってます。
こんなに褒められたのに植栽がちょっと列車にかぶってしまって
その点イマイチの気がします。もっとうまくなりたいです、
この際カメラをグレードアップしようかな・・・。
でもね、ブログの容量がだんだん限界に近づいてきちゃって。
by いっぷく (2011-07-20 11:33)
電車とブドウ畑、とっても素敵です♪
温暖化によってイギリスのワインが注目されると話には聞いていたもののイマイチ実感が湧きませんでしたが、実際にワイナリーの様子を目にすると、しかもこれだけの規模で展開しているとは、本当に驚きです。
お味にも興味津々、日本にも入ってこないかな~((o(^-^)o))ワクワク
by りゅう (2011-07-23 01:54)
こんにちは。
下の2枚の写真、まさに憧れの風景です。毒蛇のような電車には笑ってしまいましたが、言い得て妙ですね。
by sig (2011-08-08 15:14)