Wild Life Garden [ミュージアム関連]
ロンドンのNATURAL HISTORY MUSEUM (自然史博物館)はいつ行っても
見るもの盛りだくさんの博物館ですが、意外に知られていないのが前庭の西側にある
ワイルド・ライフ・ガーデン。
知られていない理由は入場できるのが4月1日から10月31日までの期間限定。
それと外から見ると塀の中にあるうっそうとした森だからか。
もっと見たいものが本館内にあるからでしょうね。
ロンドンには公園がたくさんあって緑も多く都会の中の緑の一角もとくに目をひくわけではないですが、
イギリスの郊外に出ればこのような植物や林の風景がいたるところにあるんだという展示。
庭内にはイギリスの1000種を超える植物が植えられています。
池もあり、カエルも棲んでいる。ここではにトンボや蝶さまざまな昆虫も集まり
産卵もしてまた次世代がここで生活もする。
自然な姿を保つためにも閉園してしまった時期でも手入れをする職員は忙しいという。
ロンドンという都会にいながら郊外に出たら見れるような植物が自然な形で
配置されているのでとてもうれしい。
羊を飼っているので羊を入れておくこともあるようです。そのために開け閉めして入る柵があります。
開けて入ることができます。
ミツバチも樹木の姿をした扉を開けると中で活動しています。ミツバチは巣の中では
明るい日差しを嫌うので見学したら、また閉めておきます。
この庭で撮ったものではありませんがテムズ川を歩いていて岸辺の花にいたのを撮りました。
所変われば昆虫たちもちょっと姿の違うのがいたり、興味をひきますね。
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都会では自然を自然の姿に保つのは大変なんですね。
緑が大切にされた街、東京都とは違ってうらやましいです。
by olive (2011-09-10 14:03)
ワイルドライフ、というと、自然の生活を見せる、という意味なんでしょうか。
蜂の巣はアイディアですねえ。
半年公開して、後の半年は園内の保全なのかしら。
あ、それとも春~秋の間だけ公開なのですかね。
by ナツパパ (2011-09-10 19:58)
一般には見ることができませんが、皇居のなかのようですね
by pace (2011-09-10 21:05)
池に映った建物もキレイですね。
街の中にいてもやっぱり緑の中が恋しくなるから、こういう場所はありがたいかも。
ミツバチの巣の中を見られるのも面白いですね~。 羊にも会えるなんて♪
by Inatimy (2011-09-11 05:41)
自然史博物館は、長期にわたるイギリス出張で行けなかった場所で最も心残りなところです。
中の展示もすばらしいでしょうが、そとにこんなところもあるのですね。
by YAP (2011-09-11 07:57)
イギリスは殆どの博物館が無料でいいですよね。
by U3 (2011-09-11 10:20)
街中にありながら、自然たっぷりのガーデンが楽しめるのはいいですね^^
by アールグレイ (2011-09-11 10:24)
ロンドンのど真ん中にこんなスペースがあったんですね。思えばハイドパークなども生き物が自然の姿でたくさん残っているのでしょう。ミツバチの巣の見せ方は面白いですね。外にぶら下がっている巣だけではないのですね。くまのプーさんが木の中に手を突っ込んで蜜を舐めているところとつながりました(笑)。
by hideyuki2007y (2011-09-11 10:27)
こんにちは。
nice とComment 有り難う御座いました。
英国は憧れの地です。
by musselwhite (2011-09-11 15:45)
何十回も行っているのにガーデンがあるのは知りませんでした!!まだまだ未知の場所はたくさんありそうですね〜
by Jen (2011-09-11 21:17)
日本でいう「里山」のようなものかしら。
イギリス国民は、本当に自然を愛しているということが伝わってきます。
by てんとうむし (2011-09-11 23:31)
昆虫たちのことも大事にしているのですね。
とても素敵な事です。
私の家の前の公園はだんだん自然が少なくなり、
狐や狸がこれから先どうなるんだろう・・・と心配になります。
by dot-dot (2011-09-12 00:49)
まさに都会のオアシスですね♪
睡蓮の池も素敵です。
そうそう、以前、ミツバチのお引越しをみたことがあります。
ちょうど、電柱に止まって休憩!?していましたが、凄い数でした!ヾ( ̄ー ̄)ゞ
by りゅう (2011-09-12 01:50)
ロンドンって入場無料のとこがけっこう
ありますよね。
日本はなんでも入場料取ろうとするけど。
by TOMO (2011-09-12 13:10)
都会の真ん中に緑があるのって素敵ですね。
田舎に行かなくても自然と触れ合えるのが良いですね。
by miffy (2011-09-12 15:34)
こんばんは。
英国は伝統的にこのような自然の形の庭なのでしょうか。日本でもイングリッシュガーデンがあちこちにできていますが、私もどちらかというとキッカリと刈り込んで型をつくる日本庭園よりも、最小限の手入れで自然に近い感じの庭が好きです。
by sig (2011-09-12 23:40)
すてきなところですねー。行ってみたい!!
ミツバチはちょっとコワイけど・・・( ̄ー ̄;
by チヨロギ (2011-09-15 15:13)
こんばんは。
ロンドンは車がバンバン走っていても、ふと区切られたエリアは
緑や森といったところが、あちこちありますね。
すっかり秋か初冬かといった気候になってきてしまいましたが、
これからの季節も紅葉など綺麗そうです!
by hiko (2011-09-17 06:57)
都会にある自然はともすると作りものの感じが否めませんが、
ここは妙にこぎれいに手入れがされていなくていいですねぇ。
普段、無機質なモノの中で生活していると、
自然に触れるだけで、心が安らぎますね。
癒されるというより、生きていくのに絶対必要な栄養成分ですよね(笑)
by 1275GT (2011-09-19 08:25)
こんなに素敵な場所があったのですね。
ミツバチの巣の中が見えるなんて面白いですね。
普通のお宅でも、お庭を大切にされているイギリス人は
やっぱり素敵だなぁと思います。
by みち (2011-09-22 22:56)
コメントをいただいたみなさま:
お返事が遅くなりまして申し訳ありませんでした。
もうじきキノコ観察に出かけられるので今年もわくわくしています。
by いっぷく (2011-09-28 22:15)
oliveさん:
ハイドパークでもそうですが、現状を維持しながら管理するって、
地味ですが、大切な展示だと思いました。
そのおかげでここには小動物も徘徊するようで、
キツネなんかも来るということです。
by いっぷく (2011-09-28 22:19)
ナツパパさん:
ロンドンにある公園などはすべて人為的に配置され
自然ではありえない人工的な配置がされていますが、
ここはなるべく自然な環境に近いように、あえて人為的に作った
わけですね。春から秋の展示であとは保全のため管理に充てているようです。
by いっぷく (2011-09-28 22:27)
paceさん:
皇居の中は環境が守られているために
珍しい生態系が見られるようですね。
by いっぷく (2011-09-28 22:37)
Inatimyさん:
ミツバチって見ていて飽きないですね、おそるおそる見るんですけど、
よく働いています。
ここから近くのハイドパークやケンジントンパークに出稼ぎに行くんでしょう。
ここの蜜はどんな味がするんだろうかと味わいたいな、
ロンドンは緑が多いからおいしい蜂蜜ができそうです。
by いっぷく (2011-09-30 12:11)
YAPさん:
ダーウィンを輩出した国だけに価値ある展示物の宝庫ですね。
かなりの部分が改装されて展示方法も楽しめるようになっています。
次回ロンドンでは予定に加えてくださいね。
by いっぷく (2011-09-30 12:19)
U3さん:
図書館と同じように博物館も無料というのは日本でも見習ってほしいですね、貧しい人々も利用できるって教育の機会均等の精神だと思いますが。
by いっぷく (2011-09-30 12:22)
アールグレイさん:
自然史を扱うミュージアムの展示では異色ではありますが、
密接な関係がある展示ということになりますね。
by いっぷく (2011-09-30 12:27)
hideyuki2007yさん:
ハイドパークには多くの小動物がいて住み着いていたりします。大きいのは狐までいて、夜にここの中にも入り込そうで足跡からもわかるそうです。
くまのプーさんの舞台になった地方にもミツバチがたくさんいて木に巣を作っていることでしょう。
私もできることならロンドン産の蜂蜜を味わいたいですよ。
by いっぷく (2011-09-30 12:41)
musselwhiteさん:
歴史や文化的背景が違う国はどの国でも体験したいですね。
by いっぷく (2011-09-30 12:44)
Jenさん:
門から入ると一番遠いところにあるので、
たいていはミュージアムの建物の入り口に向かっていくので
意外に死角になっているのではないかな。
存在すら知らない人は多いと思います。
by いっぷく (2011-09-30 12:50)
てんとうむしさん:
>日本でいう「里山」のようなものかしら。
そのようなものだと思います。
本来のこの国の植物はこんな風に自生しているんだという
展示でしょうね。
by いっぷく (2011-09-30 12:53)
dotdoさん:
dotdotさんの住んでいる環境には狐や狸が今も生息しているんですね。
東京では狐も狸も見たことありませんでした。
自然のままの風景が残る場所を残すというのも大事なことですね、
後から住み着いて破壊してきたのは人間なのですから。
by いっぷく (2011-10-01 07:52)
りゅうさん:
ミツバチの引っ越しを見たことあるんですね、
いつかゆっくりミツバチの観察もしてみたいですね。
本で読んだりしただけですが、ミツバチの行動がとても興味あります。
見てみたいな,大量のミツバチの移動。
by いっぷく (2011-10-01 11:07)
TOMOさん:
ロンドンというかイギリスを代表する博物館はほとんど無料ですね。
時間が空いたり、何をしようかなって考えたときに真っ先に浮かぶのは
どこのミュージアムに行こうかなって考えます。
いつも目先のかわった特別展示もしているし、所蔵品も入れ替わったりしています。
by いっぷく (2011-10-01 11:08)
miffyさん:
ロンドンの特色の一つに大きな公園がいくつもり、大きな木がたくさんあることでしょうか。
広い緑のスペースが確保されていると空も広く見えますね。
by いっぷく (2011-10-01 11:09)
sigさん:
キッカリと刈り込んでつくる庭園もありますがそれは庶民のものではありませんね、
イングリッシュガーデンにもいろいろあって毎日管理維持をしなければならないような
手のかかる庭を持つのを趣味にしている人も多いようで季節になると期間限定で
見るチャンスがあります。それぞれの個性を競って仕上げていますね。
以前、展示で見たことがあるのですが、「ドライ・ガーデン」といって、
日々の水やりをしないでおける庭園というのもありましたよ。ほとんどが
よその土地から持ってきた植物ばかりでしたが。イギリスはよその国から
持ち帰って増えてしまった植物がとても多くてどれがこの国の自生の
植物かわからないほど混在しています。
by いっぷく (2011-10-01 11:10)
チョロギさん:
ミツバチってそっと見ていたら刺さないですよね、でも
興奮させたらやはり攻撃的になってしまうのかな。
蜂に一度さされたことのある人にとってはやはりコワイですよね、
僕も昔に刺されて痛い思いをしたことあっていまだにコワイです。
by いっぷく (2011-10-01 11:11)
hikoさん:
グーグルマップの航空写真で見ても緑や森がいたるところにあるって
わかりますね。
これからの紅葉も楽しみで来週あたりからは以前に増して郊外に出かける機会が
増えそうで、楽しみにもしています。
by いっぷく (2011-10-01 11:12)
ご無沙汰いたしております。o(*⌒―⌒*)o
保護していくための労力を惜しまないのは、素晴らしいですネ("⌒∇⌒")
by つなみ (2011-10-03 13:54)
hikoさん:
ロンドンは市内も郊外も緑や森があちこちにあってそれはうれしいですね。
人にも動物にもとてもいいですね。
これから日帰りで郊外に出るのがますます楽しみなりますね、
また森に入って観察してこようかと楽しみにしています。
by いっぷく (2011-10-04 11:53)
1275GTさん;
都会で庭や公園だとどうしても市販されている植物に限られたり
庭に植えるにしても輸入種やら人が作り出した園芸種を配置ですね。
本来はいろいろな植物が生えているのが自然なのですが、
この庭はイギリスのもともと自生している植物で構成されているのが
いいところですね。のんびりここでたたずむだけでも気分は良くなります。
by いっぷく (2011-10-04 12:02)
みちさん;
道路側から見るとただの”やぶ”みたいな緑の場所ですので
あんがい見逃してしまう展示です。
ミツバチの巣をもっと見ていたいのですが、
やはり明るい光はミツバチに気の毒なようなので
すぐに扉を閉めちゃいました。
by いっぷく (2011-10-04 12:06)
つなみさん;
公園にしてもそうなんですが、いつもきれいに保たれて
いて楽しめるのは時間外に活動して作業をしている人々の
おかげですね。
by いっぷく (2011-10-04 12:08)
いっぷくさん
昨年英国旅行の際、コンスタブルカントリーを中心に大変お世話になったhayoと申します。
久しぶりに訪問してブログの休止を知り、コメント欄も閉められているようで迷ったのですが、やはりひとことお礼と再開への期待を申し上げたく、この場をお借りしました。
長寿(百歳超)の親の介護を終えて間もなくの旅で、長年の念願を果たしたのですがその後に控えた様々な行事等で多忙を極めていました。その合間の訪問を本当に楽しみにしておりました。たまの訪問なのでまとめ読みでしたが、たくさん溜まっていると一層うれしくてワクワクしながら読ませていただきました。
どんなガイドブックにもない、素敵な英国の紹介。次の機会には絶対に訪れようと思う場所が多くて悩ましいほどでした。
英国の町や野を、いっぷくさんのような歩き方ができたらどんなに素敵でしょう。旅の仕方も教えていただいているようでした。
旅行前に読みたかったと思う懇切なガイドもたくさん載せてくださっていましたし。
いつかもっともっと、いっぷくさんの目を通した英国の表情を見せていただけることを期待しています。
本当にありがとうございました。
by hayo (2011-10-25 22:50)
hayoさん:
必ずお返事しますから、少し待ってくださいね、
再訪を期待いたします。
by いっぷく (2011-10-27 00:12)
hayoさん:
よく覚えておりますよ。
コメントを書いていただきありがとうございました。
so-netブログには記事を書くのに制限がありまして、
とうとうその制限いっぱいの1ギガに達してしまいました。
まだまだ、イギリスについて書いていきたいこと、
ロンドン近郊のあまり知られていないけれど
すばらしい場所などを書いていきたい気持ちも残っています。
最近はロンドン近郊でもこんなに古き良き風景が残っているんだというところをよく歩いています。
これはすこし休養してまたの機会に書き綴っていこうかとも考えています。
やはりhayoさんと同じように楽しみにされている方がいる事を
承知いたしております。毎日のアクセスがいまだに多くて
200万アクセスを超えようとしている事からもわかります。
その際にはもう一つの『サブブログ』というかたちで
ブログを書いていくということがso-netでは用意されています。
私事で忙しさが一区切りついたらそれを利用して書いていくことになるでしょう。
by いっぷく (2011-11-01 11:21)