アズレージョ [旅行♪]
アズレージョ( Azulejos)技術は古く、エジプト、メソポタミア文明に見られ、
北アフリカでは古くからセラミックのモザイクが作られていました。
イスラム教とともにアラブ人によりスペイン経由も含め、
14世紀〜15世紀ころにポルトガルに伝わったとされている。
また、1580年にスペインに60年間併合されてた時代に大きく影響されました
本格的に工房が作られて大量に模様タイルの生産は17世紀頃になります。
ポルトの市内にある聖母マリア教会の外壁は見事なアズレージョです
保存状態も素晴らしく建物の外壁をこれだけ覆ったアズレージョは珍しいと思います。
主に宗教画が描かれています。
毎日、多くの人目に触れるだけに優れた芸術的な才能が求められますね。
それだけに頑張りがいもあったことでしょう。
ポルトの町にもいたるところで多様なアズレージョを見かけます。
おもちゃ屋さんの看板です。
建物にはアズレージョが使われることが多かったようでどこにでも見られるほどです。
夜になると丘の上の教会も違う印象に。
ポルトについて珍しくも旅行案内所とかに聞きに行く前に決めてしまったホテルです。
明るい昼間に決めたのですが、駅から見える「HOTEL」の看板がどうも安っぽく見えて迷ったのですが、
中に入ると意外にも意外。
表の印象とは違い1947年開業の当時では豪華なホテル。
しかし、どういうわけか現在の価格設定がめちゃくちゃ安い。
内部は当時のまま、床はフローリーングで磨きこまれてる。
家具もアールデコ家具でクローゼット、机、など統一されていて。
入り口ドアを出ると吹き抜け。
天井も高く観音開きの窓もポルトガル風。
バスルーム
窓からの眺めも良い。これでたっぷりの朝食付きで数千円で泊まれるとは。
ちょっと珍しい道具が部屋に入ると目につきました。
正確には入り口ドアーを開けるとすぐに部屋があるわけでなくて
部屋に入るには、もう一つのドアーがあるのです。
その空間をロビー(外部音を遮断する役目もあるスペース)と言うのですが、
そこにあまり見かけない道具です。
靴を乗せて靴ヒモを結ぶ足置き台です。
その足置き台をこんな利用法を考えました。
履いているのはポルト名産の羊の革の室内履き。
ポルトの旧市街の路地には革製品の製造を手がける家内工場も
多くて安価で良質の製品が手にはいりまっす♪。
Portuguese Decorative Tiles: Azulejos
- 出版社/メーカー: Abbeville Pr
- 発売日: 1998/07/01
- メディア: ハードカバー
Attitude [PT] No. 99 2021 (単号)
- 出版社/メーカー: Mode Information
- 発売日: 2021/05/30
-
メディア: 雑誌
Attitude [PT] No. 95 2020 (単号)
- 出版社/メーカー: Mode Information
- 発売日: 2020/10/25
- メディア: 雑誌
夜の教会綺麗ですね。
ポルトへの期待感が、さらに増しました(^^)/
by 八犬伝 (2015-05-24 16:22)
聖母マリア教会の外壁、素晴らしいですね。
キリスト教文化圏も行ってみたいです。
by toshi (2015-05-24 16:30)
たしかに安いホテルですね。
この設備でその値段...ひょっとしたら絵の人物の目が動く、とか...
...夜中にナニモノかが隣で寝てた、とか(笑)
それはともかくも、タイル素敵です。
ブルーの色合いがなんとも良いですね、ファンになりました。
by ナツパパ (2015-05-24 23:42)
八犬伝さん:
ポルトには夜間ライトアップされた建築物も数多くて
夜の外出も楽しめる街です。
ぜひいい写真をお撮りください。
by いっぷく (2015-05-25 04:11)
toshi さん:
ポルトは信仰の町ともいわれるほど、教会建築が多いです。
外観も内部も素晴らしい教会が多いです。
by いっぷく (2015-05-25 04:13)
ナツパパさん:
ポルトガル全域にユーロ圏では物価は安くて、
驚くほどですが大航海時代の富が今でも遺産として残り
栄華の程を偲ばれます。
でもこのホテル、幽霊サービスは付きませんでしたが
破格の低料金でした。
ということでこんな台もあったよという追加記事も
書いちゃいました。
ブルーのタイル、いいですよね〜
by いっぷく (2015-05-25 04:21)
こんにちは。先ほどはご訪問ありがとうございました。
アズレージョ、というのは初めて知ったのですが、すばらしいものですね。
外観が全面アズレージョで美しいです。これを観ると実際に行って観てみたくなりますね。
by coco030705 (2015-05-25 08:16)
こんにちは。
教会を丸ごと陶器で焼き上げたような外観にはビックリです。きっと、本当はそうしたかったのかも。室内のしつらいもシックで、言うことン誌ですねる
by sig (2015-05-25 15:19)
coco030705さん:
こちらこそご訪問有難うございます。
タイルの耐久性は驚くほどあるようで、
風雨にも環境汚染にも強くいつまでも美しさを保っていました。
外観のほとんどを覆うほどのものはとても珍しいみたいです。
by いっぷく (2015-05-25 19:55)
sigさん:
教会をまるごと陶器で焼き上げた!
まさにそんな感じがします。
宗教的に重要な場面を外壁にすると布教の観点からも
そうしたかったのでしょうね。
by いっぷく (2015-05-25 19:58)
ポルトで見たアズレージョはどれもとっても素晴らしかったです。
お土産にタイルを買って帰りました。
大型のホテルよりもこじんまりしたクラシックホテルの方が
なんとなく落ち着きますね。
by miffy (2015-05-25 21:49)
miffyさん:
おみやげにタイルですか、僕も欲しかったけど
荷物になるのが気になって諦めちゃったけど
いい思い出になりますね。
こじんまりしたクラシックなホテルって
スペイン、ポルトガルには割りとあるようです。
働いている人たちも「独自の働き方」の伝統を受け継いでいたりするのでなかなかよいです。
by いっぷく (2015-05-26 04:53)
アズレージョの教会、素晴らしい外観。
完成を頭に浮かべながらのタイルの絵付け段階も大変そう。
8枚目の坂道に建つ家、いいですね♪
アーチがたくさん。 窓の大きさも坂道に合わせて長かったり短かったり。
by Inatimy (2015-05-28 19:36)
ご訪問とnice!、ありがとうございます。
by Mitch (2015-05-28 21:38)
Inatimyさん:
アズレージョの外観が素晴らしくて朝晩見に行っちゃいました。
作品が大きくなるとタイルの絵付けも苦心されたことと思います。
それに素材が耐久性あるということで末永く人目に触れるので
やりがいもあったことと思います。
坂道の家は個性的でしたね、それとも当時から残っているのは数少なくなったということから際立つのでしょうか、素晴らしいですね。窓の大きさも違うのに坂道という立地から大きさも不自然には見えませんね。
by いっぷく (2015-06-01 06:32)