自転車のある風景 2 [ロンドンの街]
自転車がロンドンの街に多くなったことは前回記事で触れましたが、
1991年に初めてロンドンに来たのですが、自転車で道路を走る人があまりにも
少なくて驚いたことを思い出します。
一日外出していたのにほとんど見かけないという日もあったのです。
そして盗難防止のために鉄柵等に頑丈なカギでくくりつける。
自転車をそこまでしなくても大丈夫な国から来たのでそれは異様に感じました。
自転車屋さんも中心部では見かけることはほとんどなかったのに今では増えました。
自転車を走行するように作られていなかった道路を走るわけですから危険度は高いです。
歩道は走れませんからね。いくら専用レーンができても一部のみでほとんどが自動車と同じ道路上。
急速に増加する自転車に対する安全性を高めるために整備が進んでいます。
ハイドパークなどでも専用の自転車レーンが確保されていますが、
それを知らない歩行者がそのレーン上を歩いていて高速で走行してくる自転車と接触しそうになる
ようなシーンを目撃したり。
自転車が通ってはいけない歩行者専用の道に侵入してきたり、危ない思いをすることも増えました。
私は後ろから来る自転車に突き飛ばされたことがあります。
車道と歩道の区分のない住宅街を歩いていて、前方を注意しないで話に夢中になっている二人組の
一人がよけきれずに当たったのです。
丁寧な応対で接してくれたのであまり気分は害さなかったものの、
しばらくして突き指で指が腫れてしまいました。
自転車を見ているとそこの国の自転車の好みとかがよくわかりますね。
ロンドンならテムズの上流に行ってサイクリングを楽しむのがいいようです。
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