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ロンドンは工事中 [ロンドンの街]


  来年のオリンピックに向けてなのか市内の至る所で道路をはじめ工事中。
そのためにバス路線は迂回を余儀なくされたりしています。

ナショナル・ギャラリー付近からトラファルガー・スクエア。
 午後8時ころ、まだ明るい。

 あと四百数十日ですか・・・ロンドン・オリンピック。

Under C_2612.JPG

 特に大規模なのは、トッテナム・コート・ロード駅の周辺。
個人的には何度かロックを聴きに行った思い出の劇場もなくなってしまいました。

 2017年の完成を目指す・・・ってオリンピックには間に合わないですね。
 
ということは、この計画はオリンピック開催地が決まる前からの計画ということですね。
 

 なぜなら、これほどの大規模な計画は何年もかけて計画しないとできないことです。
いくつかの設計図が提出されて影響を受ける地区住民にも詳しい試案が書かれた
冊子が送られ意見を問います。

 私が利用するナイツブリッジ駅が改装されるときにも冊子が送られてきて、
計画案が提示されました。
 実際には2年くらいでできるかに見えた工事も倍以上かかった。
やっと終わり、狭かったハロッズ前東側は広くなって歩きやすくなった。
(車留めが廃止されたり、駅の出口が変わって、植樹もされた)

 また、近くのスローン・スクエア駅前の*道路に囲まれた小公園の改造計画も
冊子が送られてきて計画案が示された。
こちらの方はそれから3年ほどたつと思われるけど、まだ工事にはぜんぜん入っていない。

*Sloane Square 駅 大きなラウンド・アバウトの中。ピータージョーンズ・デパート前

Under C_2609.JPG

 工事現場側から見るとドミニオン・シアター(Dominion theatre )の
「WE WILL ROCK YOU」の看板が見えるので、「あっ!あそこなんだ」とわかる人も多いでしょう。

Rock You_2613.JPG

 周辺の古いビルも取り壊されて地下鉄駅も現在は閉鎖され、開発が大規模だということが分かります。
告知板には今までの6倍になるって書かれてますね。

 ここは*地下鉄もバス路線にも要の場所なので、そこを封鎖なので工事中はけっこう不便です。
完成予想図から読み取ると、広さも拡張されてガラス張りのモダンな駅に生まれ変わる。

*ノーザン・ライン(黒)とセントラル・ライン(赤)が交差する駅。大英博物館にも近い。

Under C_2611.JPG

 トッテナム・コート・ロードの歴史も書かれています。
向かって一番左の入口なんかは昔と、さほど変わっていなかったようだけど。
もう無くなってしまうと思うと残念な気もします。

Under C_2610.JPG

 上の写真を撮って間もなく、付近で撮った車の写真ですが、
いつまでもこんな車が似合う街であって欲しいけど、
「便利」「経済」「観光客増加」それが優先される時代に生きています。

Under C_2607.JPG

 

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