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ジェフリーミュージアム ロンドン [ミュージアム関連]

このところ連続してミュージアム関連の記事が続きましたが、
今日もミュージアム記事です。

ジェフリーミュージアムはインテリアのイギリスでの歴史が一目でわかるよう
時代別に展示が丁寧にされている。

ロンドンの市内東部、イーストエンドと呼ばれる地域にある。

地下鉄だとリバプールストリート駅あるいはショーディッチから徒歩。
バスだと写真の路線。バス停が示すように博物館前に止まる。

 


 

 かって19世紀に篤志家の建てた救貧院の建物だった。

 

 

 イギリス中産階級のインテリアの実物展示がされているが、
ロンドンには博物館が多くてなかなか時間の余裕がないと
足を運べませんが、展示の質は高いです。

 収蔵品は家具、テキスタイル、装飾、オブジェ、絵画。
1600年から現在までを展示。

富裕層の家にあった乳児用 ゆりかご。

見学できるのは1階だけですが横長のフロアです。

 

 この建物のオリジナルな階段。ミュージアム自体の建築も見所です。

 まさに人が住んでいるような展示になっていて、家具など
自然なところに配置されています。

 どうも僕の行く時間帯にはいつも入場者が少ないです。
ここでもくつろげます。読書に最適ななサンルームです。

 木造のつくりになっていてやわらかい光がゆったりとした気分にさせてくれます。

 ガラスドームに剥製の鳥などを入れたものは
割れやすいので現在では減りつつあります。
骨董ではドームだけでも売買されます。

暖炉のある部屋には家族が集まって談笑したことでしょう。

アールデコ時代のモデルルームのようです。

 ここ以外にそのままつながっている別館もあって
ワークショップや展示品のレプリカなどの土産品が売られてます。

 木製のシャンデリアですね、今ではなかなか見かけないですね。

 詳しくはミュージアムのホームページからのバーチャルツアーで
各部屋が見れます。

アドレスを下記につけておきます。

 

 裏庭はハーブガーデンになっています。付属のレストランからはこの
庭が眺めることができます。

 


ジェフリーミユージアム関連書籍

 

 


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コメント 14

ねこの手

こんばんは。今日もアルコールに浸かっているねこの手です。
ゆりかご・ピアノの椅子に使われてる生地が気になります。
その時代の物なのでしょうか?デザインがステキです。
バーチャルツアー、行ってきま~す!
by ねこの手 (2006-05-28 22:18) 

いっぷく

ねこの手さん
ゆりがごの生地は花柄とペイズリーの厚手の刺繍のような気もしますが、ピアノのイスはゴブラン織りかな。
現在でも作ってますね。
by いっぷく (2006-05-28 22:31) 

さーこ

このミュージアムは行ってみたかったんですよね~。
確か交通の便がいまいちで・・・挫折。 内装はこんなに
なっていたんですね♪ 見ることができて嬉しい!
こげ茶色の家具がアンティークらしく、格調高くて
いいですね^^
by さーこ (2006-05-28 23:01) 

TaekoLovesParis

19世紀の救貧院の建物をインテリアの博物館として上手に使って
いるのですね。サンルームへ続く曲線の廊下?っぽい所などは、
作りが個人住宅とは違いますものね。
こういうゆりかご、映画で見たことがあるけど。。。
インテリアのひとつ、ひとつが、じっと見てしまうほど、すてきですね。
by TaekoLovesParis (2006-05-29 02:00) 

Taekoさんのおっしゃってるサンルームの廊下、
ステキですね。壁の色とイラストが、窓の外の風景と
とってもマッチしてます。
人気(ひとけ)があまりない・・・というのもいいですね。
のんびりできるので ^^
by (2006-05-29 08:02) 

いっぷく

さーこさん
そうですね、交通の便というのは重要ポイントですね、
ついでに見るものがなかったりすると時間も考慮しなければ
ならないし。
効率よくまわるとことを考えると外しても仕方ないです。
by いっぷく (2006-05-29 10:11) 

いっぷく

TaekoLovesPa.. さん
最後の建物の写真を見ると少し想像できると思います。
建物が外にせり出している部分が廊下から少しそれてできている
サンルームです。
テーブルトップが設置されているので書き物もできるように
なっています。
by いっぷく (2006-05-29 10:13) 

いっぷく

Lahiri さん
昔この建物ができた100年前外に出れないお年寄りがここに来て
光と緑、自然を感じたのでしょう。

そこからは様々な花が咲き乱れているのが
見えるようになっています。
by いっぷく (2006-05-29 10:13) 

湾曲した壁の絵がとても素敵で実際に観て見たいです!
下記の記事の中でも私が行った事があるのはV&Aだけでした。
イギリスへは観光目的で行った事が無いのでミュージアムを
観る余裕が無かったんです・・・いつかゆっくり観光してみたいです。。。
by (2006-05-29 10:55) 

いっぷく

まころんさん
観光で楽しめるところが比較的充実しているので、
仕事抜きにゆっくりできるといいですね。

最近の傾向として堅苦しい説明だけの展示方法から脱却して
ゆっくり観ながら長い時間いても疲れを取れるように随所に休める場所の確保とか、食事ができるようにしたり工夫がされてきているので、
疲れるミュージアムから休めるミュージアムとなってきてます。
by いっぷく (2006-05-29 12:08) 

あーろん

インテリアの歴史‥‥西洋のせいか救貧院の建物なのに
ハイソな感じをうけます‥‥。庶民の生活が長屋的な
意識の残る世代のひがみでしかないんですけど‥‥(笑)
でも、インテリアって構えて見なくていいので
空いてる時にのんびり見て回りたいミュージアムですね♪
by あーろん (2006-05-29 14:38) 

いっぷく

あーろんさん
一度建物を建てたら数百年持たせるのが常識のような国ですから
考え方の違いでしょうか。
建物を売買するにも1000年という期間の
契約をまじめにしています。

ロンドンにはもっと大規模なミュージアムがたくさんあるので、
先ずはそちらからですね。
by いっぷく (2006-05-29 17:59) 

りんこう

こんばんは。
未だロンドンの地を踏んだことのない「りんこう」です。
まるで住人になったようになってゆっくりしてみたい場所ですね。
モノを大事にしている文化が羨ましいなあとつくづく感じます。
いいなあ。広い庭。付属のレストランというのも気になります。
by りんこう (2006-05-29 19:43) 

いっぷく

りんこうさん
このミュージアムでは市民参加のカルチャースクールや、
ワークショップの活動が盛んのようでした。

レストランは新築されてこのようになっています。
明るい雰囲気です。
http://www.geffrye-museum.org.uk/facilities/restaurant/
by いっぷく (2006-05-29 20:46) 

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