IMPERIAL WAR MUSEUM [ミュージアム関連]
IMPERIAL WAR MUSEUM 戦争博物館
ロンドンのテムズ川の南岸にある英国最大の戦争博物館。
以前記事にしたのはアーミーミュージアムでこの博物館とは異なります。
主に20世紀以降からのイギリスと連邦国(Britain and the Commonwealth.)の
戦争、紛争の膨大な映像記録(フィルム、ヴィデオ、音声)、蔵書、ポスター、絵画、彫刻、
実物資料が保管されています。
入館すると大ホールに巨大なロケットが目に付きます。
形状からして1945年頃のものか。
類似のロケットを探しました。(資料検索写真より引用)
Collection Title: WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION
Collection No.: 4700-30
Description: THE BRITISH ARMY IN NORTH-WEST EUROPE 1944-45
Troops pose on a railway wagon loaded with an abandoned German V-2 rocket, 16 April 1945.
授業で子供達も歴史の学習に来ます。
迷彩の戦争用車両
ボンネットの大きなトラック。
複葉機(biplane)は20世紀のはじめ雲の間から爆弾投下をしました。
鉄道線路や道路、橋などが主な攻撃対象でした。
急峻な渓谷などにある道路を破壊して物資輸送を絶つためトルコなどにも
飛んで行きました。
フォッカーのように3枚翼(Fokker Triplanes)が活躍したのも1917~19年頃
ゼロ戦と呼ばれているゼロファイターの説明と実物展示
中島飛行機というのは後の富士重工。設計元は三菱重工。
18年8月製造とタイヤに印字。
そばで見ると意外に大きい。
中島飛行機株式会社の文字が見えます。
使用機体 零式
零戦がATAIU SEA と機体に書かれている。(資料写真から)
Allied Technical Air Intelligence Unit - South East Asia の略
1940年代の戦時中のイギリスの標準的家庭のキッチンの再現が
戦争博物館内に復元されていました。
インペリアル・ワー・ミュージアム
Imperial War Museum London
Lambeth Road
London SE1 6HZ
United Kingdom
Koga's Zero: The Fighter That Changed World War II : Found in Alaska
- 作者: Jim Rearden
- 出版社/メーカー: Pictorial Histories Pub Co
- 発売日: 1996/01
- メディア: ペーパーバック
Imperial War Museum (Imperial War Museum)
- 作者: Martin Gilbert
- 出版社/メーカー: Carlton Books Ltd
- 発売日: 2003/07/07
- メディア: ハードカバー
ホントに以前のアーミーミュージアムとは
規模が全然違いそうですね、V-2ロケットとか
戦車や装甲車、そして、ゼロ♪
単純にカッコいいと思ってしまいます。
キッチンの復元、どの辺が戦時中ってことなのか?
よくわかりませんね‥‥なにかあるのかな???
by あーろん (2006-07-01 14:19)
あーろんさん:
ここのホームページを見て驚いたのですが、ものすごい資料の数なんです。写真もすごいしちょっと寄り道したら2時間ぐらい軽く過ぎていました。
第二次大戦当時の家庭はこんなスタイルというモデルルームでした。
博物館内に2階建ての庭付き住宅を建てて、その家のドアからモデルルームのように各部屋を見学できました。
戦争中はキッチンからアルミや必要な金属類の国への供出がありました。
写真の中で白っぽく見える鍋などはお国のために差し出したのです。
それと灯火管制のための家庭でのカーテンの取り付け方、爆撃された時の準備等、実際の戦時中の行動の取り方をモデルルームを使って説明しています。
by いっぷく (2006-07-01 14:36)
なるほど!そういうことでしたか。
どこの国も金属類の提出ってのがあったんですね
何の予備知識もなく見るとちょっと昔のきれいな
キッチンってだけですもんね。
「先生、これは?」「提出です」「これもー?」
「お料理できなくなっちゃうよ」って感じの
課外授業なら戦争をするということのバカバカしさや
大変さがわかりやすいかもしれませんね。
でも、男の子は戦車やロケットを見てすぐそれを
忘れちゃうんだろうなぁとも思いますが‥‥(笑)
by あーろん (2006-07-02 10:39)
世界が平和になる日はくるのかな・・・
争いは嫌ですね(><)
by SACHI (2006-07-03 13:36)
サチさん:
戦争は嫌だからミュージアムでしっかり悲惨な展示物を見ます。
実物を見ると恐怖です。
ここではホロコースト展をしています。
実物の遺品展示はむごいです。
by いっぷく (2006-07-03 21:38)
あーろんさんとのコメントのやりとりが、ほほえましくて、、いいですね~。金属の供出、灯火制限、戦時中が身近に感じられます。
中島飛行機の東京、荻窪のエンジン工場がプリンス自動車になって、後に名車スカイラインを作ったのですが、こんな所に零戦が保存されているんですね。
戦争博物館も行きたい場所のリストにいれなくちゃ。
by TaekoLovesParis (2006-07-03 23:04)
帰国前、最後に行った博物館です。 懐かしい!!
学生達が多かったのを覚えています。
by さーこ (2006-07-04 00:22)
TaekoLovesPa.. さん:
当時の資料の実物の複製などがミュージアムショップで売られています、それを買いましたが中には手紙やら当時の印刷物などが入っています。その中に悩ましい女性が夜間着姿で家の灯火が漏れない厚いカーテンを閉ようとするポスターは戦時中でも日本と大きな違いを認識します。
日本も飛行機をしっかり自国生産できる国なのに、しないのは見えない
外圧があるんでしょうね。中島飛行機は日産へとつながる系譜があるんですね。さすが技術の日産です。
by いっぷく (2006-07-04 07:42)
さーこさん:
ここのミュージアム無料→有料でまた無料になりました。
貴重な映画も見れるしリピートで行きたい所です。
他のミュージアムがたくさんあるのにさーこさんは行ったのですね♪
by いっぷく (2006-07-04 07:45)