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ウォレスコレクション [ミュージアム関連]

ウォレスコレクション Wallace Collection

ロンドンのオックスフォードストリートという繁華街にセルフリッジというデパートがありますが、
その裏手のマンチェスタースクエアにすばらしいコレクションを持つ美術館があります。

貴族の個人コレクションを100年ほど前に歴史的建物とともに国に寄贈された。

その条件に無料で公共に公開すること、収蔵品を足さない、減らさないというもの。

現在は修復、改修工事も済んですばらしい状態で観ることが出来ます。 
ロンドンの繁華街が至近という好立地なので是非時間があればお勧めの美術館です。

上の写真の向かって左手ベージュ色のビルは以前EMI本社ビルがあってカメラマンアンガス・マクビーンによるビートルズの撮影で写真の撮られたビルがあった場所。
現在は違うビルに建て替えられていますが、その隣に美術館はあります。

The Beatles 1962-1966

The Beatles 1962-1966

  • アーティスト: ザ・ビートルズ,ジョン・レノン,ポール・マッカートニー
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1998/03/11
  • メディア: CD

The Beatles 1967-1970

The Beatles 1967-1970

  • アーティスト: ザ・ビートルズ,ジョン・レノン,ジョージ・ハリスン,リチャード・スターキー,ポール・マッカートニー
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1998/03/11
  • メディア: CD
 ビートルズのメンバーが通ったといわれるパブがすぐ近くにあります。
P.S 【ロンドンで彼らの残した足跡を調べています、写真と共に記事に加えていきますので
今後はタグ検索でわかるよう作業を進めていきます。】(2008年3月記)
  普段でもわりと入場者も少なく静かです。
収蔵品は16~18世紀を代表する美術品。

レンブラント,ルーベンス,ベラスケス,ゲインズボロー、レイノルズ、ロムニー、ファン・ダイク。
特に18世紀のフランス絵画のコレクションが有名。

 館内には当時の調度品も配置されている所が豪華。

この他にも甲冑と武器のコレクションルームもあります。
実物大馬の模型に着せた甲冑など豊富な収蔵品があります。

 

館内の中庭にはレストラン、カフェもオープンしていて楽しめます。

 

 入館者が少ないのがわかりますね。

 レンブラントの自画像も見えますね。

 

入場無料 Open: Mon-Sat  10:00-17:00 Sun 14:00-17:00

Hertford House, Manchester Square, London W1

http://www.wallacecollection.org/ 

Wallace Collection

Wallace Collection

  • 作者: John Ingamellis
  • 出版社/メーカー: Scala Books
  • 発売日: 1990/11
  • メディア: ハードカバー

       ☆ ビートルズの住んだ家☆

ビートルズが4人で生活した唯一のロンドンの住居です。
グリーンストリートはこのウォレス・コレクションからも歩いて10分もかからないと思います。南方向に歩きオックスフォード通りを渡ります。(詳しくは地図でGREEN STREETを探してください)
部屋からはアメリカ大使館が見える。建物の裏方向にあたる。

ここを通るとついついカメラを向けてしまう。
57 GREEN STREET 5階L号室


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ねこの手

さすが、貴族様。調度品もステキな物ばかりですね。
なにより、ゆっくり見学できるのがいいですね。
甲冑と武器のコレクションルームも拝見してみたいです。
by ねこの手 (2006-07-07 10:43) 

収蔵品を足さない、減らさない。
こだわりを感じますね。
コレクションなんですね。

いっぷくさんは、コレクションどうしますか?
ご自分の基準で集められたもの。
やっぱり、勝手に足したり、減らしたり、されたくないですか?
by (2006-07-07 12:18) 

あーろん

貴族さま、寄贈したあとはどちらに住まわれたのでしょう?
どこか落ち着いた別荘にでも行かれて、静かに余生を
送られたのでしょうね。
たぶん、家族や親族がろくでもなくて、自分のコレクションを
託すに値しなかったのではないかと邪推する、庶民な私。
by あーろん (2006-07-07 13:34) 

貴族のコレクションさすがこだわりと品がありますね。
レンブラントやルーベンスがあっても入館数は少ないんですね。
あれ..ここはセルフリッジの裏なんですか?知らなかったです(汗)
by (2006-07-07 17:41) 

いっぷく

ねこの手さん:
なぜかここの入館者年齢層高いです。
なのでみなさんゆっくり鑑賞されています。
甲冑はあまり人気がないと見えて監視のかたも退屈気味。
一級品のコレクションなのに知られていないからかも。
ロンドンタワーという人気の高い観光の場所があるんですが、
そこにも甲冑コレクションがありますがそちらは有料。
by いっぷく (2006-07-07 18:56) 

いっぷく

maamさん:
僕のコレクションは誰かに残すなんて考えていないので、
自分が手におえなくなったら売却です。
いつか物をあまり持たないシンプルな生活にしたい気もあります。
by いっぷく (2006-07-07 18:59) 

いっぷく

あーろんさん:
多分世継ぎがいなかったのか、分散させたくなかったか。
ハートフォード公爵邸として3世代に渡ってコレクションされたもので、
ウォレスという名前がかぶっていますが、ハートフォード家を継いできた
未亡人が残されたわけで(ウォレスは彼女のご主人の名前です)。
このくらいの階級の人は家が1ヶ所ということはありえないので、
地方に行かれたのでしょうね。
by いっぷく (2006-07-07 19:01) 

いっぷく

まころんさん:
ほんと、見所多いところなのに。ロンドンを代表する「タウンハウス」の典型で豪華さは抜きん出ています。
他のタウンハウスより収蔵品のレベルが国宝級ばかり。
セルフリッジで疲れたらここのティーハウスで休んでもいいくらいです。
by いっぷく (2006-07-07 19:02) 

TaekoLovesParis

<他のタウンハウスより収蔵品のレベルが国宝級ばかり。
セルフリッジで疲れたらここのティーハウスで休んでもいいくらいです。>
→これは私にとっての最高のおすすめ言葉です。
いつか必ず!

イギリスの貴族は日本の旧華族とは比べ物にならない桁違いの豊かさ
ですね。ヨーロッパに行くと基本的な富の違いをはっきり感じます。
by TaekoLovesParis (2006-07-07 21:19) 

りんこう

レンブラント、ルーベンスなどが静かに観られそうで魅力的ですね!
ロンドン未訪ですが、いっぷくさんの記事を読んでいると行きたくなります。
ビートルズの「赤盤」、「青盤」のジャケ撮影のビルはもう無いのですね。
確か数年前まではあったはずで、ファンとしてはこれはちょっと残念ですね。
by りんこう (2006-07-08 00:35) 

SACHI

素晴らしいものばかりですね。 
ミニチュアの本でしか見たことないです(笑)

いつまでも古き良き物、残していきたいですね・・・・
by SACHI (2006-07-08 09:52) 

いっぷく

TaekoLovesPa.. さん:
実際に訪れる前までの先入観だと中国の花瓶、壷とかの陶磁器コレクションが多くあるって
本で読んでいただけにそれほど興味はなかった。
それは本を書いた人が興味を持ったものだけに焦点を当てていたのです。
自分で調べなかったのが失敗でした。
富の違いも感じますし、住む世界が違うことも感じます。
by いっぷく (2006-07-08 12:53) 

いっぷく

りんこうさん:
ビートルズファンですか、僕はビートルズの縁があった場所も探訪するのが好きです。
この近くにビートルズが通ったパブ、旧アップルの事務所、
リンゴが住んでいた家などもあります。
ポールがイエスタディを作ったアッシャー家もここから割と近いです。
そうだ、4人が一緒に住んだ家も近いですよ。
by いっぷく (2006-07-08 12:55) 

いっぷく

サチさん:
ミニチュアの素材としてみたら、なんか金張りで豪華ですね。
見方によるとぎらぎら豪華ってなっちゃいます。
庶民は見るだけね。(笑)
by いっぷく (2006-07-08 12:59) 

m25

いっぷくさん、

18世紀のフランス絵画も疎いですが、コレクションにはフランドルの画家の名前もあるんですね。

というか、コレクションの内容以前に、
「貴族の個人コレクションを100年ほど前に歴史的建物とともに国に寄贈された。」
「その条件に無料で公共に公開すること、収蔵品を足さない、減らさないというもの。」
という、溜息が出そうな程の条件に惹かれます。素晴らし過ぎ。

いつの日か、イギリスの地を踏むことが出来たら、是非訪ねてみたいです。
by m25 (2007-06-22 23:27) 

いっぷく

m25さん:

そうなんですよ、ここのミュージアムの元になった貴族の審美眼がすばらしく、インテリアに合うよう飾られているんです。

近くを通ったとき、時間があると覗いていくんですが、(無料がきいている)どうも日本人の方にはあまり知られていないのか、出会う事もほとんど無いです。
私も実は5年ほど前に初めて行ったくらいです、理由は小さなプライベートコレクションと錯覚していました。かなり見ごたえあります。
by いっぷく (2007-06-23 16:57) 

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