子供本の古書 [コレクション全般]
たまに古書屋さんとか古物マーケットで表紙のデザインにひかれて買ってしまう本がありますが、
決め手はその時代を反映している絵などが描かれている場合が多いようです。
お母さんと娘さん、鳥に飲み水をじょうろで入れる。お母さんは卵を集めて
バスケットに。色彩感覚と絵のスタイル、その光景が古きよき時代を表しています。
内容はといえば女学生向きの13本の小説が書かれています。
3センチほど厚さの中にペン画の挿絵がたっぷりと、少々の漫画ページ。
たまたま買ったこの本の挿絵には購入した愛読者が全ての挿絵に色鉛筆で色づけされています。
挿絵に色つけをするという、現在ではこんなことはしないであろうというような時代背景さえ読み取れるようです。
やはり小説と漫画の組み合わせ。小説は11本読みきり。
短編16本と漫画。
サッカーの読みきり小説子供向け。
小説。
アジアでの体験小説。
これはイギリスでは割と知られているシリーズ物でした。
数十冊シリーズで出ています。
ラジオなどでも朗読されて放送されたようです。
Richmal Cromptonの著書は今でも出版されていますね。
表紙が文字通り、本の中に描かれた世界への扉になっていますね。初めて表紙を開く時のワクワク、ドキドキした気持ちが想像できます。時代を経て多少色あせた事と、技術上の制限で始めから色数が限定されていたのが、美しい色彩の理由の一つかも知れませんね。
by plot (2006-07-17 00:53)
これもすごぉぉぃ。
そっと開かなくっちゃ、
そんな気持ちになっちゃうね。
いっぱい想像がふくらんじゃいそーな、そんなキブン〜。
by knacke (2006-07-17 06:52)
plotさん:
『本の中に描かれた世界への扉』となっている本は好きです。
なるほどと思えるコメントです。
確かに色あせたために魅力的な色にさらになっていった本と、
色数が限定されたために惹かれる色合いだという事もありました。
本に限らずCD(レコード)なんかはパッケージで買ってしまうことも多いです。
はずれもありますが大当たりするとこの決め方も否定できません。
by いっぷく (2006-07-17 09:00)
きむたこさん:
やはり本は表紙も命ですね。
せっかく内容のいい本も表紙で失敗も多いと思います。
表紙がよくて内容が合っているとうれしいです。
by いっぷく (2006-07-17 09:02)
洋書屋さんにたまに行くのですが表紙から絵本をさがしちゃいますね。
やっぱり、バイクに乗ってる表紙の絵本が気になるなぁ(^^)
色使いもいいですね☆
by SACHI (2006-07-17 09:29)
サチさん:
やっぱりバイクの絵の本がkになりますか。
いかにもイギリスっていうバイクに二人で乗って、なにやら
急いでいる様子が何事が起きているんだろうかと、
気になります。色使い好みなんですね!。
by いっぷく (2006-07-17 09:36)
漫画雑誌には色鉛筆で着色した記憶があります
このくらいの時代って、純粋に想像力でこういう小説を
楽しめましたよね、特に読んだあとは、
自分自身にもそういう体験が起こるんじゃないかと
ドキドキしたりして、いい時代でしたね
自分的にはBudge and Betty を読んでみたいです
もちろん、日本語訳のものですが
by あーろん (2006-07-17 11:41)
古本屋さんに、こういう外国の本が出ているとは知りませんでした。ウン十年前はよく古本屋さんに行きましたが、最近は古本屋さんの数も少なくなり。足が遠のきました。
これを機会に、古本屋さんも覗いて見ようかと思いました。
(NICEが効かないので御免なさい)
by ピョンピョン (2006-07-17 12:09)
あーろんさん:
漫画雑誌には色鉛筆で着色したのは振り返れば本職になってしまった
事にもつながる体験だったのでしょう。
純粋にしらけずに読めるような小説に当たった時にはうれしいものです。
小説でも漫画でも、いいものは年月が経っても読み返したいものもありますからね。
読み返すと当時のことがふっと思い出されたりします。
音楽も時によってその時代の出来事を思い出す事もあり、
過去にこだわりはないんですが懐かしいです。
by いっぷく (2006-07-17 13:19)
ピョンピョンさん:
ログインしにくい時にはMy So-netからログインできるという記事を見ましたよ。確かに入れました。^^
古本屋さんは『こういう外国の本が出ているとは・・・』
と書かれていらっしゃるので「日本の古書屋」さんと思われている様子ですが、全てイギリスでの話です。説明が足りなくて申し訳ありませんでした。
by いっぷく (2006-07-17 13:31)
鮮やかな色使いですね☆どういう中身か見てみたい!です。国によって色彩感覚ってほんとに違っているみたいですし、挿絵の塗り絵の色使いとかも是非見てみたいです。興味津々・・・
by (2006-07-17 15:41)
いっぷく さん今晩は。
今度は、うまくはいれました。有難うございます。
イギリスでの古本屋さんの話ですか、日本の古本屋さんの話と勘違いしていました。これで、了解しました。
by (2006-07-17 18:15)
きれいな色使いですね~わたしも好きです^^
挿絵に塗り絵、ちょっとひかれるかも・・・
外国のものでかわいらしい絵の塗り絵の本もみたことあります。
by (2006-07-17 20:45)
ayaさん:
ちょっと記事に中身を付け加えておきました。
本来は白黒印刷ですが色がついているのがわかるでしょうか。
こんな感じに塗られています。
挿絵も古い感じが出ていますね。
お菓子作りの絵なんかあったら付け加えるんですが、なかなか無いです。
by いっぷく (2006-07-17 21:50)
ピョンピョンさん:
ログインできなかったりブログエラーが出たりですね。
19日は定期点検だそうです。
by いっぷく (2006-07-17 21:51)
よむねこさん:
日本では「きいち」なんて塗り絵がありましたね。
ぬり絵も子供にとっては絵を描く喜びにつながりますね。
描き終えると自分で原画まで描いたかのような気持ちになれるかも。
by いっぷく (2006-07-17 21:52)
ワタシも塗りました!
ぬり絵と紙の着せ替え人形で遊んだ世代ですもん、
いまだにモノクロの挿絵をみると塗りたい衝動にかられます。(笑)
いつ頃のものかとっても気になります、50年代前後かしら・・?
当時の日本の洋服にはないカラフルさに心惹かれちゃいます。
もっともっと見せていただきたいわ☆
by キンジー (2006-07-18 00:49)
女の人のヘアスタイルは時代を反映していますね。
一番上のお母さんを見て、うちの母も昔、こんな髪型だったと思い出しました。ぬりえは、洋服の色あわせを考えるのが楽しかったです。
いっぷくさん、英国の昔のはやりの小説にまで、くわしくていらしてすごいですね。
by TaekoLovesParis (2006-07-18 00:51)
宝の山に感心です。何でも鑑定団に出したくなりますね。
by (2006-07-18 05:17)
キンジーさん:
この手の本には年代とかの表示もないので時代特定は本のつくりと内容で大まかな特定をします。もっと詳しく知りたいときには年配の方に尋ねます。
ばらつきはありますがキンジーさんの推測が近いと思います。
もっと見たいということなので、明日の記事ぐらいにたくさんまとめて出しますね。
by いっぷく (2006-07-18 06:56)
TaekoLovesPa.. さん:
STILL WILLIAM なんかは蒐集の人気アイテムになっておりまして、
おおよその相場が毎年年鑑に載るほどなんです。
僕の興味の対象はイギリスの子供文化、おもちゃと並んで、
気にかけていますがそれほど詳しいわけじゃありません ^^;
by いっぷく (2006-07-18 06:57)
Ikesan:
今では徐々に減らしたい心境です。
やはり飾るスペースもなく死蔵させておくのはね。
by いっぷく (2006-07-18 06:59)
すてきですねぇ。
いっぷくさんのコレクター範囲の広さに、感服です。
やっぱり古い本はいいです。洋書も和書も。
なんだか、探しにいきたくなりました♪
by (2006-07-18 17:07)
babies breat.. さん。
読書の秋を先取りして楽しみましょう。(笑)
自分の価値観が定まってきたら、どう思われようと追求するのも楽しみです。
世の中に出された膨大な本から好きなものを探す行為も
楽しいものですね。
by いっぷく (2006-07-18 20:41)