MINIC ミニチュアカー [コレクション全般]
MINIC ALL TO SCALE CLOCKWORK TOYS
Lines Bros.,Ltd,London,S.W.19
1930年代おもちゃ先進国はドイツだった中で、
イギリスにもすばらしいおもちゃメーカーが存在しました。
TRI-ANG(トライアング) ブランドとして子供用玩具自動車
を生産していたライン・ブラザーズ
カタログは1935年のペダル式子供用自動車
クリスマスプレゼント用として売り出された。
ローバー・リーガル(ドアも開閉)ゴムタイヤ。
子供用ペダル式自動車では外観は本物に近づけるという戦略があたり
さまざまな車種も売りに出された。
1935年にイギリスのそのラインブラザーズが
ミニックという名前でこれまでに参入していなかった、
ミニチュアカーの市場にのりだした。
特にサルーンは美しい車体を戦前、戦時中にも製造しています。
ゼンマイで動く精巧なモデルを生産。
僕のコレクションの中から。
長さ5インチ、(約13センチ)ごみ収集車
現在ではこの1935年に始まった動力付きモデルカーは
もっとも珍重されるミニチュアカーともなっています。
Pre-war dust cart 32M これは戦前のモデル。
戦後モデルには赤いラジエーターがない。
1930年代のオーゲージサイズの鉄道模型の
車版としてブリキ製、ゼンマイで動くという共通点があります。
ライバルは動力なしのダイキャストモデルカー・Dinky Toysディンキーでした
Post-war tip lorry standard controll type 23M
Post-war fixed Tri-ang petrol tanker 15M
外箱です。
48センチX17センチのこんなトラックも作っていました。
Lines Bros と同じ会社。1934年製鉄製 トラック
この本を持っていますが、いい資料になります。
Triang, Minic and Spot-on Price Guide (Price Guides)
- 作者: Frank Thompson
- 出版社/メーカー: A & C Black Publishers Ltd
- 発売日: 1984/08/16
- メディア: ペーパーバック
1冊でMINICの全貌がわかります。210x242mm
160ページ 154full colour とイラスト付き。
- 作者: Peter Bartok
- 出版社/メーカー: New Cavendish Books
- 発売日: 1995/08
- メディア: ハードカバー
アンテーィクの価格は変動します。
前年度の値段より下がる事もあれば上がる事もあります。
流行もあるし、再評価される事もあります。
実際の取引き結果を調査しておおよその目安の価格を
写真付きで紹介している代表的な本です。
Miller's Collectibles Price Guide 2006 (Miller's Collectables Price Guide)
- 作者:
- 出版社/メーカー: Mitchell Beazley
- 発売日: 2005/10/15
- メディア: ハードカバー
The Meccano Magazine Anthology (The Hornby Companion Series , Vol 7a)
- 作者:
- 出版社/メーカー: New Cavendish Books
- 発売日: 1995/08
- メディア: ハードカバー
色がカラフルでみていてあきないですね~
収集したくなるきもちがなんかわかります^^
一番うえの子供用自動車ってことは、乗れちゃうってことですよね?
子供用にはもったいないかも、乗ってみたいですね。
ぜんまい仕掛けってなんか楽しいです。
時計とかも昔は大人が柱時計のぜんまいを定期的に
回していて、うらやましかった記憶がありますよ^^
by (2006-08-07 21:03)
子供用ペダル式自動車、とっても良い所のお坊ちゃまが
買ってもらったもののように見えるんですが、どうなんでしょう?
ゼンマイ自動車、戦前、戦中のものとは思えないくらい
いい出来ですよね、色もキレイだし。
ディンキーのものよりは精巧な感じがしますね
大きさが違う?お尻が少し下がって見えるのは、
タイヤがヘナっちゃったからでしょうか??
by あーろん (2006-08-07 21:34)
色合いがとてもオシャレで可愛いですね~☆
女の子も欲しがりそうなww
ローバーww
欲しいなぁ。。。(@≡@;
by (2006-08-07 21:45)
Post-war tip lorry の周りにタイヤが散乱しているのが、いっぷくさんの遊び心ですね(^^v
箱も素敵!
by noriko (2006-08-07 23:00)
よむねこさん:
その通りです、子供が乗って動かすペダル・カーです。他に当時のことですから流線型の車体など、美しいものがあるけれど大きいために残っているのは希少です。
ぜんまい仕掛けって柱時計や壁掛け時計のから来ているために英語ではclockwork を使うので、この車たちもclockwork toysと呼ばれますが、日本語の「ぜんまい」は植物のぜんまいの形からきているんですよね。
時計はぜんまいの力が弱くなると、なる音も次第に低い音になっていきますね。個人的にはこのぜんまい方式が好きで、置き時計もぜんまい、腕時計も手巻きを愛用してます。
by いっぷく (2006-08-08 07:43)
あーろんさん:
やはり当時でも比較的に裕福な子供達がこういう車に乗れたのでしょう。当時の工場の規模を見るとまるで本物の自動車を作るのではないかと思われるほどの大規模工場で世界に向けて生産していました。
クリスマスに思い切ったプレゼントを子供にする当時の世相を反映していたと思われます。
そうです、ディンキーよりは大きくてブリキ製、ディンキーはダイキャスト鋳造物という違いがあります。
タイヤは気温が高いと変形してしまうのと劣化を起こすのでつぶれています。
当時のタイヤだけ販売(箱入り)を蒐集してタイヤは交換できます。
by いっぷく (2006-08-08 07:45)
ymarc さん:
当時の繁栄していた影響が子供のおもちゃの世界にまで及んでいる事がわかります。本物をデフォルメしてあるだけにかわいらしさは小さな方があるかも。ymarkさん欲しがるの無理ありませんね。
女の子にはドールハウスが代表でしょうか、小さいけれど本物と同じように機能するものまで出回りました。
by いっぷく (2006-08-08 07:45)
てんとうむしさん:
タイヤの箱を開けて出したらこのように散乱して、これもいいかなと、
シャッター押しました。
いつも味気ない物撮りの写真が多いので、てんとうむしさんのコメントに
気をよくして遊び心をもっと取り入れたいですね。
by いっぷく (2006-08-08 07:48)
うわ~色がステキですね♪
タイヤが散乱してミニチュアのおじさんが困っているように見えました!
いっぷくさん...シュコーのディズニーのお人形についてってお詳しいですか....?お聞きしたいことがあるのですが....。
by (2006-08-08 10:45)
私も、てんとうむしさん同様、わざとタイヤを散乱させていらっしゃるのかと。
で、車の前にいるおじさんが「このタイヤ、誰が片付けるんだ?おれか?」な~んて、独り言言ってるのを想像してしまいました。
by ねこの手 (2006-08-08 10:51)
まころんさん:
どちらかというと古いモデルが僕の範囲ですが、
1963年にMickey Mouse Twist というのがミニーとともに発売されています。
国旗のプリントのオーバーオールを着用したものです。
その他のものでしたら、僕の持っている資料を探してあればお伝えします。
ただシュコーでは古くにはディズニーものは見かけません。
by いっぷく (2006-08-08 11:05)
ねこの手さん:
タイヤって転がりますからね、それに転がる姿も楽しくて、子供の頃に遊んだ覚えがあります。
大人で仕事で扱っているなら転がるのは困りものですね。そういう視点で見たらそんなおじさんのつぶやきが声が聞こえるようです。
by いっぷく (2006-08-08 11:11)
いっぷくさん ありがとうございます♪
近々写真を撮ってどこかにアップします。
ちなみにプルートのお人形です。
by (2006-08-08 11:52)
ぜんまいで動くおもちゃって、おもちゃの原点のようで愛らしくて大好き
です。ゴミ収集車がイギリスでは昔からあったんですね。戦前バージョンにラジエーターがあるのがいいなぁ。
この本The Minic Bookがほしいです。
by TaekoLovesParis (2006-08-08 15:03)
まころんさん: 承知しました。
by いっぷく (2006-08-08 15:56)
TaekoLovesParisさん:
一般に知られるぜんまいは板状の幅数ミリからせいぜい10ミリ程度のバネですが古いものは線で出来ています。粘りのある鉄線でした。
おもちゃの楽しさは動く事にもありますね。
昔の本物のトラックはエンジンが止まるとフロント部分にクランク状の道具を差し込んで勢いよく回してエンジン始動させたものです。
本は追記しましたが、割高すぎてお勧めから外したい気持ちですが、
資料としてこんなものがあるという程度に考えてください。
by いっぷく (2006-08-08 16:05)
見てると集めたくなるけど
恐ろしい値段なんでしょうね。
最初の写真のペダル式のも
乗ってみたい♪
by TOMO (2006-08-08 17:56)
935年のペダル式子供用自動車。これは、なかなかいいですね。今では、相当な値段なのでしょうね。
by (2006-08-08 19:31)
これはまた! いい雰囲気ですね。
ペダル式のもの、復刻版出たら人気になりそうです♡
興味あるので、まず本を探してみよう!
コレクター向けの本とか買っちゃうわたし(笑)
写真見てるだけでも楽しそうです♪
by (2006-08-08 21:25)
並べたいです~(><)
ミニカーに限らずですが、ちょいサビのおもちゃに特に惹かれます~。
上から4枚目の写真(3枚目と同じですね)のミニカーは
いいアジでてますね♪
タイヤをまいての撮影も可愛いし、箱だけでも欲しくなりますね。
by SACHI (2006-08-09 07:53)
いっぷくさん お言葉に甘えまして....
http://photos.yahoo.co.jp/makoron1124
に写真アップしました。ちなみに素材は短モヘアです。
お返事は私の方でもどちらでもいっぷくさんのご都合の良いほうで
お願いします。
by (2006-08-09 11:55)
TOMOさん:
このようなものは同じに見えても値段は開きがあるものですね。
毎年改定されるアンテークの価格基準をしめした本を記事に追加しました。
by いっぷく (2006-08-09 12:01)
ピョンピョンさん:
保存状態がよくて、デザインが優れていて稀少なものは博物館に行きます。
そんなタイプのものは高額取引されています。
by いっぷく (2006-08-09 12:06)
TAROさん:
TAROさん:
いいものは塗装なんかをみると光沢があり欲しい気持ちになりますが、
それは一瞬のことで、
こればかりは大きすぎて手におえません。
by いっぷく (2006-08-09 12:12)
サチさん:
じつはここに掲載したトラックのコレクションは、まだまだ他にも持っているのです。似ている写真ばかりアップしても面白くないので。
ごみ運搬車も似たように見えて細部、時代が違うのですね。
この時代のものは湿気と暑さに弱いので梅雨時と夏場は梱包して避難させます。
by いっぷく (2006-08-09 12:18)
まころんさん:
一見した所シュコーではないとの印象を持ちました。
シュコーは金属玩具以外にあまり見ないからです。
必ず何か動くしかけがあるのが特徴ともいえます。
後ほど資料をみて検証します、しばらくお待ちください。
by いっぷく (2006-08-09 12:29)
ありがとうございます。
売ってくださった方がシュコーだとおっしゃっていたのですが
本来なら緑のベルベットの首輪をしてるとか...で。
ビゴベロっていうシリーズ???
でもシュコーじゃなくてもかなりチープなプライスだったし
出来も良くて非常に気に入っています♪
・・・だけに製造元&年代が知りたくって。
お忙しい中検証して頂いてありがとうございます!
by (2006-08-09 13:13)
まころんさん:
古いタイプのプルートでもまころんさんのものと形がよく似たものがあります。1930年代から作られていますし、ただ古いのは目がフェルトを貼ってあったり、切れ込みのある、いわゆるパイアイなんですね。
それに頭がとんがっていたり、鼻と目の間に黒糸でしわを表現していたり。
見たところ質感と作りはとてもいいものですが、目が光って見えることから樹脂の目のように見えます。
メーカーを示す痕跡が見つかるといいのですが写真からはわかりません。耳になにか元は付いていたものが外れたような穴が開いているとか。
もう一つはDEAN'Sか、メリーソートの気がしますが、これも気にかけておきます。調べるのも好きで継続して見ていきますのでわかり次第連絡いたします。
by いっぷく (2006-08-09 14:49)
いっぷくさん、お忙しい中ホントにありがとうございますっ!
ちなみに目はグラスアイです。
身体はワイヤーが入っていて自由に動かせます。
かなり精密な作りこみです。
もう一個のちびっこは耳に白いタグの残骸がくっついてます(笑)
これはチェルシーのアンティークオリアスで昔購入しました。
7~8年前で...£50しなかったと思います。
by (2006-08-09 15:36)
貴重なミニックの画像、堪能させていただきました♪ディンキーとはまた異なる味わいがありますね。また機会がありましたら、ほかのもUPしてくだされば幸いです。。。
by ねこざかな (2006-08-10 03:38)
ねこざかなさん:
発想が動くおもちゃを作ってきたという会社の歴史を背負っているので
ダイキャストカーのメーカーとは違う味ですね。
やはり組み立てキットを販売したり完成させて動かすという購買者参加型で楽しめたり、セット売りで魅力を感じてもらうなど、
ちょっとシュコーに似た所もあります。
by いっぷく (2006-08-10 10:35)