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土偶展 [ミュージアム関連]

         The power of dogu 

 土偶展をロンドンの大英博物館で見た。

 この土偶展は日本でもこの後に開催されるという。

                国宝土偶展のページ

 

 DSCN6768.JPG

   ※ 東京国立博物館では「国宝 土偶展」-国宝土偶3点を含む67点展示

 『縄文時代早期から弥生時代中期の土偶とその関連資料などを展示する
「国宝 土偶展」が12月15日より、東京国立博物館で開催される。

 同展は、イギリスの大英博物館で9月10日から11月22日まで開催される
「THE POWER OF DOGU」の帰国記念展として開催されるもの。
縄文時代早期から弥生時代中期の土偶とその関連資料を展示し、
土偶の盛行から衰退までの過程をたどる。』 以上、上野経済新聞より引用

東京国立博物館で開催された「国宝 土偶展」をご覧になった
ブログ友達のりゅうさんが記事を書かれていますので以下にリンクを貼っておきます。

美術館巡りの予定・感想などを中心に書かれているりゅうさんのブログ

          隆(りゅう)のスケジュール?

 

 

今までに日本の博物館で見たのはせいぜい数点ほどだった。

土偶展はコンディションのいい第一級品がまとまって見られるいい機会だと思う。

 謎の多い土偶。

長野県、茅野市出土の仮面の女神
dogu.jpg

 

過去にこれだけの発想と造形を生み出した先人には驚く。

 

dogu5.jpg

以上の土偶写真は大英博物館のHP「The power of dogu:
ceramic figures from ancient Japan
」より引用。

とてもユニークな形をしている土偶が多く、なぜこういう形なのかを自分なりに
日本で発掘された土偶と向き合って想像するのもよいのではないだろうか。

以下、DOGU展(British Museum)の展示から。

dogu_569.JPG

DOGU_756.JPG

DOGU_757.JPG

DOGU_758.JPG

DOGU_759.JPG

DOGU_760.JPG


大英博物館がこんなカタログを作っている。中をのぞきたくなる表紙デザインだ。

41-ecnknF-L__SL500_AA240_.jpgThe Power of Dogu: Ceramic Figures from Ancient Japan

  • 作者: Simon Kaner
  • 出版社/メーカー: British Museum Press
  • 発売日: 2009/09/07
  • メディア: ペーパーバック


nice!(96)  コメント(42) 
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コメント 42

sig

ほんとに、すごい表現力だと思いますね。
当時の人たちの美的センス、侮れませんね。
by sig (2009-11-21 00:12) 

oko

様々な形がありますね。社会の教科書でずっと前に
見たのはせいぜい1つです。色々な土偶の1つ1つに
作った人の思いが込められているんですよね・・・
by oko (2009-11-21 04:31) 

いっぷく

sigさん:

すごい表現力ですよね、当時の生活をもっと知りたくなりました。
見ている人の声で「宇宙人なんじゃない?」というのが聞こえました。
by いっぷく (2009-11-21 07:45) 

いっぷく

okoさん:

写真では伝わらないものがありましたので、
レプリカでもいいから日本の歴史を学ぶときに
見せて欲しかったと思います。
by いっぷく (2009-11-21 07:49) 

1275GT

これを、太古の時代に訪れた宇宙人だとする説がありますが、
良く見ると、何となくそんな気も・・・(笑)
科学ではなくて、発想や造形のチカラがすごいと思いますね。
恐るべし!縄文人(笑)
by 1275GT (2009-11-21 08:01) 

斗夢

こういうものを見せられると、人間はどんな分野で進歩したんだろうと思います。
by 斗夢 (2009-11-21 08:17) 

とり

「宇宙人である」と断言するセンセもいらっしゃいますね。
見ているとなんとなくそうかも。と思ってしまいます。^^
by とり (2009-11-21 08:40) 

nyankome

土偶がロンドンで見られるとは・・・驚きです。
それにしても造形美は素晴らしいですね。
by nyankome (2009-11-21 09:20) 

くまら

この発想力には感服します^^;
by くまら (2009-11-21 09:48) 

やまがたん

いつもご訪問ありがとうございます
最近忙しくてコメ&nice!が出来ず申し訳ありません
連休などの休みの訪問となると思いますが
これからもどうか宜しくお願いします^^
( ゚∀゚)o彡°☆オウエン!ガンバレ☆
by やまがたん (2009-11-21 11:18) 

御心

土偶、見ていると不思議な気持ちになりますね。
先代の造詣の深さを感じつつ、歴史を振り返ります。
センスありますよね♪
by 御心 (2009-11-21 13:20) 

ホタルの館

4枚目の写真の土偶はよく資料集や図鑑で見ますね。
by ホタルの館 (2009-11-21 17:43) 

YAP

私が行ったのは、もう5年くらい前になりますが、日本に関する常設展示はなかったような記憶があります。
これはもちろん企画展示でしょうが、土偶の名前がそのまま "DOGU" として表記してあるのは、うれしいですね。
by YAP (2009-11-21 18:02) 

miffy

土偶って不思議な形をしてますよね。
大地の女神みたいなのは世界中で似たような像がありますが何か関係があるのかしら・・・
by miffy (2009-11-21 19:54) 

うに

神様? 宇宙人? それともアート??
…いろいろと想像を膨らませながら、はるか遠い昔を想う…
ロマンですね… (^-^)
by うに (2009-11-21 22:34) 

sourire

土偶・・全然興味なかったけど、
長野県茅野市で発掘?!とは、(八ヶ岳へ、行く時良く行くから。)ちょっと興味深いです。。
あんな田舎で昔いったい何があったのかしら。。
イギリスではこの展覧会は、地味目でやっていたのかしら?
それとも、結構盛大に開催されていたのでしょうか?
あちらの人にも土偶って興味のあるものなんでしょうか。

by sourire (2009-11-21 23:20) 

pistacci

土偶って、いままでも展示されていたけれど、派手なキャラ?ではないと思うのです。でも、こういう展覧会がひらかれると俄然脚光を浴びる気がします。
by pistacci (2009-11-21 23:26) 

gon

土偶が英語でもDOGUであることに目からウロコ。
こうやって見ると、アートなんだなあって思います。
やっぱ作者、宇宙人かなあ(^^)
by gon (2009-11-22 05:03) 

Inatimy

シンプルな色だけれど、形はとっても魅力的ですね♪
何かの願いが込められたものなのか、不思議なパワーがありそう。
見てみたいなぁ。
by Inatimy (2009-11-22 08:13) 

ナツパパ

わたしも以前土偶の展示を見たことがありますが、たしかにすごい迫力でした。
弥生期以降の温和しい雰囲気と違いますよね。
狩猟生活が主だった人間の猛々しさ、なのかも知れませんね。
by ナツパパ (2009-11-22 08:56) 

ぽりぽり

土偶の文様は、ナスカの地上絵のような。。古代のロマンを夢想しながら楽しみたい展示会ですね!
by ぽりぽり (2009-11-22 10:54) 

mwainfo

いつもお寄りいただき有難うございます。
by mwainfo (2009-11-22 13:38) 

ram

ご訪問、コメントありがとうございます。
今回イギリス・ロンドンがキャンセルになってしまいましたが、
いつか、いっぷく さんの記事を参考に
旅行したいと思ってます。
by ram (2009-11-22 18:20) 

アヨアン・イゴカー

原始美術には、想像を絶する造形がありますが、土偶もその一つです。興味が尽きません。
by アヨアン・イゴカー (2009-11-22 20:09) 

かめむし

日本のアニメのロボットデザインの源流を見たような気が・・・

by かめむし (2009-11-22 20:26) 

Mimosa

いろいろな土偶が見れるのっていいですね。どれも可愛らしいです。
大英博物館で土偶展とは、不思議な感じです。日本で開催されたら、行ってみたいです!でも、残念ながら東京だけみたいで、無理かなぁ。。。
by Mimosa (2009-11-23 00:28) 

nexus_6

岡本太郎氏は縄文期の土偶に大いに影響を受けたそうですね。
近鉄バファローズの猛牛マークがよく知られています。
by nexus_6 (2009-11-23 09:47) 

いっぷく

1275GTさん:

宇宙人だとする説の根底にはなんか現在住んでいる日本の人たちの
先祖が作り出したものと違うのではないかとどこかで考えている気がします。
後から来た人たちがこの文化を駆逐してしまったとか。
それとも当時はそういう世界観が支配していたとか、はたまた宇宙人なのか。


斗夢さん:

目の前で土偶を見ているとどんな人がこの土偶の前で制作を
していたのかななんて。人類の進歩って必ずしも進んでいくものだとは限りませんね。


とりさん:

宇宙人説は土偶の姿、形、ともに人の発想を超えた部分を
感じるからではないでしょうか。


nyankomeさん:

ロンドンで見られるのは驚きでしたが、日本にもこんな文化が
あったということが認識されるのには大きな意味があると思います。


くまらさん:

発想が現代人を凌駕するところもあると感じました。


やまがたんさん:

ご訪問ありがとうございます。


御心さん:

今回土偶をじっくり鑑賞することにより、土偶に関しての
興味が湧いてまいりました。縄文時代って実はどんなだったんだろうか・・・。


ホタルの館さん:

4枚目の写真は特に異彩を放っていますね、なんで片足しかないんでしょう。
もともと両足がなかったようにも思えます。


YAPさん:

5年前にはなかったですか、多分改装中だったのではないでしょうか、
そのころ閉鎖していた時期もあったと思います。
期間を区切っての催事ですがかなり盛況だったと思います。


miffyさん:

確かに世界各地で似たような像が存在しますね。
人の体つきとか多少の差異はあるもの人類は同じですから
心もどこか共通するものがあるのではと思います。


うにさん:

これらを作りだした人々は何かの理由で地球上を
どんどん移動していったのでしょうか、定住したのか、
移動して行く途中に残したのか。
はるか遠い時代のことですからね、想像です。


sourireさん:

大英博物館の表の垂れ幕とかにはメキシコとアズテックで
DOGUはちょっと地味目でした。
ただ初めて大英博物館に来る人はエジプトやギリシャが
常に人気でそれだけで目いっぱいの鑑賞ですからDOGUにまで
来れないでしょう。


pistacciさん:

土偶と縄文土器なども展示されてました。
縄文土器も大型の完璧な姿のものなどはなかなか見れる機会は
ないでしょうから注目されると思います。
縄文の土器も素晴らしいですからね。



gonさん:

土偶はDOGUなんですね、英語に置きかえられる言葉がないんでしょう。
目的は何であれ結果としてアートですよね。
宇宙人なのかな・・・


Inatimyさん:

形にはまっていない奔放さがありますね。
何かの意味が隠されているんでしょうね、
それが何なのか、何か願い事のためなのか、
意味を込めて作られたとは思いますね。


ナツパパさん:

土偶はほんと力強い表現ですね、
モダン・アートにも通じるデフォルメの洗練さには
驚くばかりですね。


ぽりぽりさん:

古代土偶が作られている風景をタイムカプセルに乗って
覗きたいです。どんな生活がそこにあったのか、
どんな人たちがそこにはいたのか、興味は広がります。


mwainfoさん:

こちらこそお越しいただきありがとうございます。


ramさん:

残念でしたね、せっかく手に入れていたチケットが。
いつか旅行できるとよいですね。


アヨアン・イゴカーさん:

これらの土偶が状態のよい姿で現代に鑑賞できるとは
奇跡に近いことかもしれませんね。
数千年経っても残る人類の創作物ということだけでも驚きです。


かめむしさん:

なるほど。ロボットデザインと似てなくもないですね。
通じるところが垣間見えるようです。


Mimosaさん:

大英博物館で土偶展とは不思議な感じもしますが、
ここの所蔵品には古代の世界各地から蒐集された
土器が多数展示されています。
中には土偶と似ていると感じるものもあります。
地球は大きく広いのに、古代でもそれぞれの世界は
つながっていたのかなと思わせます。
by いっぷく (2009-11-23 09:57) 

りゅう

土偶、なかなか可愛くて不思議系。見ていて楽しいですよね♪
片足の土偶やハート型土偶は、
4月に東博の所蔵作品展で写真をとりました♪(^_^)
企画展となると皆さんどど~っと押しかけますが、
所蔵作品展だと皆さん軽く流してしまうので、スカスカで見放題です。
しかも撮影できるものもありますし。
あ、埴輪くんも可愛いですよ♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
by りゅう (2009-11-23 21:26) 

てんとうむし

歴史の資料集以来、土偶ときちんと向き合っていませんでしたが、こうやってじっくり眺めてみるとユーモラスで愛らしい存在ですね。
土偶展、がぜん興味がわいてきました♪
by てんとうむし (2009-11-23 22:14) 

iruka

土偶
正直 博物館で見ても
おもしろくないけど
宇宙人みたいな像は
もしかすると 重要なメッセージが
かくされていたりして

by iruka (2009-11-23 22:18) 

いっぷく

りゅうさん:

さすがりゅうさんは一部を見ておられましたか。
片足のゴーグルをかけたような土偶は異彩を放っていますね。
埴輪は常設展示のほうに大きくて完璧に近い状態のものがあります。
当時の様子を知るのに想像がふくらみますね。

by いっぷく (2009-11-24 09:53) 

いっぷく

てんとうむしさん:

土偶はほとんど見る機会もなかったのですが、
こうして一堂に集められて見るとなにか共通点があるように思えました。
その当時は狩猟採集生活という不安定な生活があってアミニズム信仰と
関係しているかとも思われました。
by いっぷく (2009-11-24 10:02) 

いっぷく

irukaさん:

土偶は偶然に存在したわけでなくなにか
存在理由があるわけで、それが宇宙人と関係するのか
なんて考えるのもロマンですね。
by いっぷく (2009-11-24 10:05) 

doudesyo

今晩は。
DOGUというつづりがとても強烈です。気付きませんでした。
しかもポスターデザインもシンプルで鮮烈ですね。日本人が考えたのでしょうか?それともイギリスの方が考えたのでしょうか?
目的は何かあるにせよ、表現するという意識が根底にあるんでしょうね。
by doudesyo (2009-11-24 20:38) 

すうちい

すごいな、
日本でもやって欲しいなぁ。
by すうちい (2009-11-25 14:09) 

can

いよいよ東京でも見られます。楽しみです。
大英博物館のカタログ、良いデザインですね。
東京国立博物館で特別販売しているとうれしいな。
by can (2009-12-08 13:58) 

いっぷく

dodesyoさん:

返事コメント遅れてごめんなさい。
ポスターデザインはイギリス側が考えたのでしょうね、
デザイン感覚がそんな気がします。
DOGUに関して今まで以上に興味がわいて、
いつか関連図書を読む楽しみができました。
by いっぷく (2009-12-09 05:42) 

いっぷく

すうちいさん:

日本では09年12月15日から国立博物館でしますよ。
by いっぷく (2009-12-09 05:43) 

いっぷく

canさん:

土偶展に行かれる予定ですね、
是非行かれたら記事にしてください。
同じ土偶展を見られるなんてわくわくします。
DOGUのカタログ売られるといいですね。
by いっぷく (2009-12-09 05:45) 

りゅう

こんばんは♪
いっぷくさんのDOGU展の記事をリンクさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2010-01-28
by りゅう (2010-01-29 00:10) 

laysy

人の形をしているけれど、人とは違うようにも見えます。
不思議ですね〜ロボットなのか?鎧を着ているのか?
by laysy (2010-01-29 16:04) 

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